全世界で3000万ダウンロードを達成している放置ゲームである「キノコ伝説」が、2月23日に正式リリースされます。
すでに1月19日から事前登録が始まっており、事前登録の時点で77万ダウンロード突破しているようです。
それだけ注目度の高い「キノコ伝説」なんですが、ポケモンのパクリなんじゃないかという声が多数上がっています。
この記事では、
- キノコ伝説がポケモンのパクリと言われるのなぜ?
- 制作会社どこ?
- 著作権侵害にはならない?
といった疑問にお答えしていきます。
それでは、「キノコ伝説がポケモンのパクリと言われるのなぜ?制作会社はどこで著作権侵害にはならない?」を最後までしっかりご覧になってくださいね。
Contents
キノコ伝説がポケモンのパクリと言われるのなぜ?
キノコ伝説がポケモンのパクリだと言われる理由は、キャラがそっくりだからでしょう。
キノコ伝説はSNSなどで広告がたくさん上がっており、そこで目にした人が多いのではないでしょうか。
実際に私もX(旧Twitter)で頻繁に広告を目にしていましたが、そこでピックアップされていたキャラが如何にもポケモンに出てきそうなものでした。
具体的に言いますと、事前登録によりゲットできるとされている「ボーゴン」というキャラが、ポケモンの「ゲンガー」に似ていることから、こういったパクリという声が多く上がっていたんですよね。
その他にも、事前予約でゲットできるキャラが3種類くらい上がっていましたが、なんというかポケモンの「ヒトカゲ」、「ゼニガメ」、「フシギダネ」を彷彿とさせるような印象を受ける広告の打ち方でした。
これでは、パクリと言われても仕方ないのかなと思いますね。
キノコ伝説のゲーム設定もポケモンに似ている?
キノコ伝説は、魔王を倒すためにキノコ一族の勇者が冒険するRPG作品です。
広告を見る限りだと、キャラを何個か選んだりレベルやHPの見せ方というか表示の仕方などは、ほぼポケモンと言っていいのかもしれません。
加えて、キャラが何段階か進化していくという設定や炎、水、電気などのタイプ別に分かれている点も、如何にもポケモンっぽくて、パクリと言われても仕方ない感じはありますね。
ただ、擁護するわけではないですが、RPGなどの冒険ゲームはキャラを使う流れにはなるでしょうし、必然と似てくるん設定にはなると思います。
キャラのデザインやタッチなどが変わればパクリとは言われない可能性もありますが、キノコ伝説が敢えてポケモンに寄せている印象は確かにありますね。
ポケモンに似ているのは広告だけの可能性もある?
正直、キノコ伝説がポケモンと似ているのは、広告表示だけの可能性も十分にあります。
最近のスマホゲームは、広告で表示される部分と実際に配信されるゲームが違うケースが散見されますし、キノコ伝説についても同様の広告効果を狙っている可能性もあります。
実際に、キノコ伝説の他の広告を見ても、
- メイプルに似ている
- 聖剣伝説に似ている
- ドラクエ意識している?
なども声も上がっています。
おそらく、会社側のPR方針として、人気のゲームに寄せて広告を打っている可能性が高いと見ています。
よって、ゲームを実際にプレイしてみると、広告との印象の違いを感じるかもしれません。
キノコ伝説の制作会社はどこ?
キノコ伝説の製作会社は、「Joy Net Games(JOY MOBILE NETWORK)」という名前のところとなっており、こちらは中国のゲーム制作会社となっています。
「Joy Net Games(JOY MOBILE NETWORK)」の他のスマホゲームは、
- こんにちワン!ヒーロー
- Zomble.io
- オーマイドッグヒーローズ
などがありますが、代表的なものとしては「こんにちワン!ヒーロー」でしょうか。
実はこちらのゲームも他のゲームのパクリ疑惑が出ており、今回のキノコ伝説も似ている戦略があるのかもしれません。
ゲーム的にも、放置ゲーム、キャラタイプ、装備、スキルなどがあり、「こんにちワン!ヒーロー」と根本は似ているゲームになるのではないかと思っています。
キノコ伝説は著作権侵害にならない?
キノコ伝説がポケモンにそんなに似ていて、パクリと言われている以上、著作権の侵害にはなるんじゃないのと気になりますが、結論は現時点では著作権侵害にはならないと思います。
理由を詳しく解説していきますね。
類似性がないため
ここまでさんざん、ポケモンのキャラと似ているという指摘をしてきましたが、ここでいう類似性とは、表現上の本質的な特徴を直接感得できるかどうかで、表現できない部分や表現上の創作性がない部分で共通する場合は、類似性はないと判断されます。
少し難しい表現ですが、簡単に言うとキノコ伝説とポケモンを比較した際に、キャラを育てて冒険したりするのはありふれた表現であるとして創作性がない、つまり類似性がないと判断されるためなんですよね。
今回は、キャラのイラストが似ていることがパクリ疑惑に対して大きく関わっていそうですが、キャラが似ているということでは著作権侵害にはなりにくいということです。
例えば犬っぽいキャラがいたとして、ポケモンも犬をモチーフに書いている、キノコ伝説も犬をモチーフに書いているとなれば、お互いのパクリとは言いづらいんでしょうね。
任天堂はパルワールドを訴えていない
つい最近、「パルワールド」というゲームもポケモンのパクリだと話題に上がりました。
こちらも、ポケモンに似た「パル」というキャラたちとの冒険をする内容であり、今回のケースと酷似しています。
パルワールドは売上本数1200万本突破しており、めちゃめちゃ人気ですが、任天堂は現時点では著作権侵害などの訴訟は起こしていません。
なぜ、訴訟を起こしていないのかというと、おそらく著作権侵害が認められる可能性が低いと考えているからでしょう。
そうなると、パルワールドの件がある以上、今回のキノコ伝説に関しても著作権侵害とはならなさそうです。
まとめ
「キノコ伝説がポケモンのパクリと言われるのなぜ?制作会社はどこで著作権侵害にならない?」と題してお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
キノコ伝説は広告効果もあり、非常に注目度の高いゲームとなっています。
似ている部分も多々あり、ポケモンのパクリと言われ著作権侵害にならないかも心配ですが、制作会社からも確実に人気になりそうなゲームです。
また、SNSなど、どこでも頻繁に広告も見ますし、宣伝が非常に上手いですよね。
世界的に人気のゲームですが、日本でも間もなくリリース間近なため、楽しみに待ちたいと思います。
コメント