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盤王のあらすじネタバレ!面白い理由と無料で読めるかも紹介

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『バンオウ-盤王-』は、「少年ジャンプ+」で連載されていた将棋漫画です。

将棋漫画というと、将棋に興味がない人は敬遠してしまうかもしれません。

しかし、盤王は将棋に興味がない人からも「面白い」と支持されており、迫力のあるイラストは「まるでバトル漫画のようだ」と評判です。

盤王はスピード感溢れるストーリー展開も人気で、全68話で完結しています。

それほど長い漫画ではないため、まだ一度も読んだことがない人でも手に取りやすい作品だといえます。

ただ、漫画の内容がまったくわからない状態だと、なかなか読む気になれないこともあるでしょう。

そこで今回は、盤王のあらすじについて巻ごとにまとめていきます。

盤王を読むかどうか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

また、漫画のあらすじだけでなく、盤王が面白い理由や無料で読めるかも紹介します。

 

盤王のあらすじネタバレ

まずは、『盤王』のあらすじから紹介します。

『盤王』は将棋好きな吸血鬼が竜王戦に挑むという異色の将棋漫画で、将棋を通して人間と交流を深めていく主人公の生き様が描かれています。

回を追うごとに個性的な棋士が次々と登場し、主人公と熱い戦いを繰り広げていきます。

では、具体的にどういった内容なのか、すでに発売済みの7巻までのあらすじのネタバレを見ていきましょう。

 

1巻のあらすじ

永遠の命を持っている吸血鬼の月山元は、ただ生きているだけの日々に飽き飽きしていました。

そんな月山が江戸の町で出会ったのが、将棋です。

月山はそこから将棋に魅了され、300年もの間将棋を指し続けます。

そして現代、月山は吸血鬼という正体を隠しながら、ある小さな将棋教室に通っていました。

教室に通い始めてから10年が経ち、そろそろここに通うのも潮時かと思っていた頃、ビルの老朽化で教室が閉鎖されることを聞きます。

教室を継続させるためには、ビルの改修工事として4000万円ものお金が必要だと言われる月山。

これまで正体を隠すためにどの大会にも出てこなかった月山でしたが、大好きな将棋教室を救うため、4400万円の優勝賞金がもらえる竜王戦に出場することを決めたのでした。

 

2巻のあらすじ

正体を隠したまま、アマチュア竜王戦に出場した月山。

月山は順調に勝ち進み、ついに決勝トーナメントにまでたどり着きました。

決勝には自称天才の塩田や、アマチュア最強と言われる宮内など、数々の強敵が!

月山は「昼間に体力が落ちる」という吸血鬼ならではのハンデと戦いながら、ライバルたちに立ち向かっていきます。

一方、月山の昔なじみである吸血鬼の鈴木は、吸血鬼ハンターの女性と遭遇。

吸血鬼ハンターのアンナは、鈴木の口から出た「将棋」とは何かを知るため、自身も将棋を始めることに。

そして、偶然月山のいる将棋教室へやって来ると、月山が吸血鬼だと気づかぬままに交友を深めていきます。

 

3巻のあらすじ

アマチュア竜王戦で4位に入賞した月山は、ついにプロたちが控える竜王戦に出場することになりました。

プロ相手に勝ち進む月山に、周りも注目し出します。

しかし、月山はプロとの激戦で体力を消耗し、ついに力尽きて倒れてしまいました。

鈴木の助けで何とか復活した月山は、長年のファンである伊津九段との対局にのぞむのでした。

 

4巻のあらすじ

伊津九段との激戦を勝利で終わらせた月山は、ついに竜王戦の決勝トーナメントへの出場を決めました。

決勝トーナメント1回戦の相手は、天才と名高い若手の天草六段。

月山は以前天草六段と対局したことがありますが、優位に立っていたものの体調不良で途中棄権しています。

そして、ネット将棋で天草だと知らずに戦った対局では、月山が負けました。

天草は月山との再戦に執念を燃やしており、ついに因縁の対決が幕を開けたのです。

2人は自分の持てる力をぶつけ合い、一歩も譲りません。

そして、お互いに持ち時間を使い切り、2人の対局はついに一分将棋へともつれ込みました。

 

5巻のあらすじ

時間のない一分将棋で17手詰を読み切った月山は、辛くも天草六段に勝利しました。

その後、月山は桐生六段に快勝し、滝川八段との戦いに挑みます。

粘り強い将棋を指した滝川にも月山は勝利し、竜王に近づいていきました。

しかし、アマチュアで勝ち進む月山は徐々に世間に名前と顔を知られるようになり、吸血鬼であることを隠さなければならない月山は生きにくさを感じるようになります。

そんなとき、将棋教室が入っているビルの改装資金の目処がつき、月山は竜王戦に出る意義を見失いかけるのでした。

 

6巻のあらすじ

これ以上竜王戦で戦う必要はないと考えた月山は、負けるつもりで山岸九段との対局に向かいます。

しかし、いざ対局となると将棋に没頭してしまい、それ以外のことは何も考えられなくなった月山。

結局月山は山岸九段に勝ち、将棋教室のためではなく自分のために戦うことを決めたのでした。

ところが、決意を新たにした月山のもとに、彼の正体を見抜いたアンナが現れます。

大ピンチかと思われた月山でしたが、アンナは月山がいい吸血鬼だと判断し、見逃すことにしました。

教団ハンターの脅威から抜け出せた月山は、ついに竜王戦決勝トーナメントの準決勝へと進みます。

そこで待ち受けていたのは、現代の最強棋士の一人である七島名人。

ついに、月山と七島の激しい戦いが幕を開けます!

 

7巻のあらすじ

七島名人との対局は、文字通り命を削るほどの苦しい戦いとなりました。

しかし、月山は七島の猛攻を受けきり、意識が飛びそうになりながらも最後まで自分の将棋を貫きます。

そしてついに七島が投了し、月山は挑戦者決定戦へと駒を進めたのでした。

ここで樋口九段を下した月山は、最後の戦いとなる竜王戦七番勝負へと向かいます。

現代棋士の頂点である新堂竜王を前に、月島はどのような将棋を指すのでしょうか!?

 

盤王が面白い理由は?

盤王が面白い理由としては、主に以下の4つが挙げられます。

  • 主人公・月山元の魅力
  • 個性豊かな脇役たち
  • シリアスとギャグの程良いバランス
  • 将棋初心者から上級者まで楽しめる

これらの理由について、ひとつずつ詳しく解説していくので、盤王の面白さを確かめたい人はぜひチェックしてみてください。

 

面白い理由①|主人公・月山元の魅力

盤王の主人公である月山元は、長髪にサングラスという棋士らしくない風貌をしています。

一見怖そうな印象を受けますが、実はとても優しくて謙虚な吸血鬼。

人間など月山からしたらみんな生まれたての赤ん坊のようなものでしょうが、月山は対局相手に対するリスペクトを忘れません。

プロ棋士には心の中でもしっかりと「先生」と敬称をつけて呼び、たった20数年で自分と同等に指せる彼らを称賛しています。

この、常に相手を敬うことを忘れない月山の姿勢は、読者を清々しい気持ちにさせてくれます。

また、盤王が面白い理由のひとつとして、「主人公が天才ではない」というものがあります。

ジャンプ漫画は主人公が特殊能力を持っていたりはじめから強いことが多いですが、月山はただの凡人です。

将棋の才能もなく、もし彼が人間だったら大して強くなれないまま生涯を終えていたでしょう。

その月山の才能のなさを補っているのが、「永遠の命を持つ吸血鬼」という設定です。

月山は才能はなくとも、何百年もの長い時間を将棋に捧げる情熱がありました。

人間よりもはるかに長い時間将棋の研究をしてきたことで、プロ棋士にも負けないほどの棋力を身につけたのです。

凡人が天才たちと戦うために、吸血鬼という設定をうまく活かした漫画だといえるでしょう。

 

面白い理由②|個性豊かな脇役たち

盤王はメインキャラだけでなく、脇役たちにもしっかりとスポットライトを当てています。

特に月山の対局相手に対する掘り下げが深く、最終的にはどの棋士も応援したくなってしまいます。

将棋がメインの盤王ですが、将棋だけでなくヒューマンドラマとしても楽しめる漫画で、感動エピソードがそこかしこに見られます。

登場人物たちがただ座って将棋を指しているだけなのに、気づいたら涙が流れていたなんてことも珍しくありません。

また、登場人物のほとんどがいい人で、完全なる悪役という人は存在しません。

そこもまた、盤王の大きな魅力のひとつです。

 

面白い理由③|シリアスとギャグの程良いバランス

将棋の真剣勝負は盤王の見どころのひとつですが、ずっとシリアスだと息が詰まってしまいますよね。

しかし、盤王は所々にバランス良くギャグシーンが挟まれているため、そこでふっと息をつくことができます。

特に、月山の仲間である鈴木や吸血鬼ハンターのアンナの存在が読者を笑わせてくれることが多く、将棋以外のパートも非常に面白く読むことができます。

シリアスとギャグの緩急のバランスが良いことが、盤王の読みやすさにつながっているといえるでしょう。

 

面白い理由④|将棋初心者から上級者まで楽しめる

前述したように、盤王は将棋をまったく知らない人でも楽しく読める漫画です。

盤王には将棋を知らない鈴木や将棋初心者のアンナ、将棋は指せてもそれほど詳しくない将棋教室のおじさんたちなどが登場するため、彼らが読者の疑問を代弁したり対局の様子を説明してくれるのです。

そのため、まったくルールがわからなくても、それなりに将棋の流れを理解することができます。

では、将棋上級者には物足りないのかといえば、そうではありません。

連載当初は将棋の駒の運びなどが適当なこともありましたが、途中から将棋監修が入ったことで将棋の盤面がリアルになり、将棋上級者にも楽しめる漫画となりました。

盤王には実際のプロ棋士の棋譜が使われたこともあり、将棋ファンからは喜びの声が上がっていました。

盤王は将棋を知らない人でも将棋に詳しい人でも、誰でも楽しめるような作りになっているのです。

 

盤王は無料で読める?

盤王を全巻無料で読めるか調べたのですが、全巻無料で読めるところはありませんでした。

ただし、コミックシーモアでは現在は期間限定でコミックスの1巻だけ無料で試し読みできました。

漫画を購入して読もうか迷ってる方は、まずは1巻を無料で試し読みしてみて、絵や話の内容が自分の好みに合うかどうかを確かめることをおすすめします。

コミックシーモアの魅力は、なんといってもたくさんの種類の漫画を扱っていることのほか、無料作品の多さやコミックシーモア限定作品があるところです。

NTTグループが運営する国内最大級の漫画・電子書籍ストアであり、サービス開始から15年の実績で安心安全なサイトですので、不安なく漫画を読むことができますよ。

ただし、この1巻無料試し読みは6月30日までの期間限定であるため、試し読みを考えている方は早めに読んでみて下さいね。

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まとめ

盤王のあらすじネタバレや面白い理由を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

将棋をメインにした作品でありながらバトル漫画のような迫力を楽しめる盤王は、性別や年齢を問わずに多くのファンから愛されています。

1話目を読めば、主人公の魅力とワクワクする面白いストーリー展開にハマること間違いなしです!

盤王は2024年7月4日に最終巻である8巻が発売されるため、最後まで一気に読み切ることも可能です。

あらすじを見て作品に興味を持った人は、ぜひ実際に盤王の漫画を手に取ってみてください。

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