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20世紀少年の映画と漫画の違いは?見どころも紹介

漫画アニメ
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『20世紀少年』といえば、浦沢直樹さんの代表作のひとつでもありますね。

2008年から2009年にかけて3部作となる実写映画が上映され、当時は大きな話題となりました。

そんな20世紀少年ですが、最近は動画配信サービスで映画を観て、漫画との違いが気になる方は多いんじゃないでしょうか。

今回は、『20世紀少年』の漫画と映画の違いについてまとめていきたいと思います。

作品のあらすじや見どころなども紹介しているので、まだ漫画や映画を見たことがない人はぜひチェックしてみてください。

記事のポイント
・20世紀少年の映画と漫画の違い
・登場人物の詳細と役割
・作品のあらすじ、ネタバレ、見どころ、感想レビュー
・原作のラストについて

 

20世紀少年の映画と漫画の違いは?

『20世紀少年』の映画と漫画の一番の違いは、「ともだち」の正体です。

漫画では「ともだち」の正体はフクベエとカツマタの2人でしたが、映画では最初から最後までカツマタ1人が「ともだち」として暗躍していました。

また、「ともだち」の正体をカツマタ1人にしたことで、原作では実は生きていたフクベエが映画では小学生のときに死亡したことになっています。

他にもいくつかのエピソードがカットされていたり、「しんよげんの書」の最後のページの内容が違うなどの細かな違いはいろいろとあります。

話の流れ自体はおおむね一緒なのですが、映画だけで「20世紀少年」という作品を終わらせてしまうのは勿体ないため、ぜひ漫画でも読んでみて欲しいです。

映画が面白かったという方は、漫画だと更に面白いと感じると思いますよ。

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・あらすじの概要
・作者は浦沢直樹さん
・ネタバレについて
・映画がひどいと言われる理由
・マンガBANGブックスで試し読み
・見どころについて

 

あらすじの概要

主人公のケンヂはコンビニで働きながら、突如失踪した姉に代わって姪のカンナを養っていました。

そんな平凡な日々を送っていたケンヂでしたが、お得意先の失踪や幼なじみの死など、徐々に異変が起き始めます。

そして、幼い頃の記憶を思い出したケンヂは、世界各地で起きている異変が、子どもの頃に書いた「よげんの書」の通りであることに気づきます。

それらの一連の出来事に絡んでいるのは、「ともだち」と呼ばれる謎の人物。

ケンヂは「ともだち」がよげんの書の通りに計画を進めていると悟り、「ともだちを」を阻止すべく仲間とともに動き出すのでした。

 

作者は浦沢直樹さん

『20世紀少年』の作者は、数々のヒット作品を世に生み出している漫画家の浦沢直樹さんです。

『YAWARA!』や『MASTERキートン』、『MONSTER』など多くの作品がアニメ化されており、これらの作品は今でもファンから愛されています。

浦沢直樹さんは紙の本が好きでこれまで電子書籍を配信していませんでしたが、世の中のニーズに合わせ、2021年12月から電子書籍の配信を始めました。

『20世紀少年』も電子書籍サイトで販売されるようになったため、手軽に読むことができて嬉しいですね。

浦沢直樹さんは『MONSTER』と『PLUTO』の2作品で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しており、手塚治虫文化賞を2度受賞した唯一の漫画家となっています。

 

ネタバレについて

ここでは、『20世紀少年』の漫画の詳しいネタバレを紹介します。

『20世紀少年』はかなり長い物語ですので、第1部から第3部に分けてネタバレをまとめていきますね。

 

第1部(1997年から2000年)

時は1997年。

友達と「よげんの書」などを書いて遊んでいたケンヂもすっかり大人になり、コンビニで働いていました。

そんなケンヂの周辺で起こる、不可解な失踪事件や幼なじみの変死。

不穏な出来事が相次ぐ中で、ケンヂはこれらの一連の事件が自分が書いた「よげんの書」の内容の通りであることや、「ともだち」と呼ばれる人物が関連していることに気づきます。

そして2000年の大晦日、ケンヂがよげんの書に書いた通り、巨大ロボットが出現し、世界中に細菌がばら撒かれました。

ケンヂは世界を救うため仲間たちと「ともだち」に立ち向かいますが、ロボットの爆発に巻き込まれ行方不明となってしまいました。

 

第2部(2014年から2015年)

ケンヂが行方不明になってから14年もの月日が流れ、世界を救おうとしたケンヂは逆に世紀の大罪人の汚名を着せられていました。

2000年の大晦日の事件が、ケンヂたちテロリストの仕業だと情報操作されていたのです。

逆に、本当の首謀者である「ともだち」は、救世主として世界中の人々から崇められる存在に。

しかし、ケンヂの姪であるカンナはケンヂのことを信じており、今度はカンナとその仲間たちが「ともだち」の陰謀を阻止すべく立ち上がります。

そして、2015年になり、ケンヂの幼なじみであるオッチョが、ついに「ともだち」と対面!

「ともだち」は、ケンヂたちの同級生であるフクベエでした。

フクベエは人気者であるケンヂに嫉妬心を抱いており、さらにイカサマを使った超能力がバレて同級生からいじめを受けていました。

彼はケンヂに対する嫉妬と世界に対する恨みを募らせ、世界滅亡を企んだのです。

 

第3部(2015年からともだち暦)

2015年に「ともだち」は死に、盛大な葬儀が執り行われます。

そのとき、葬儀のために訪れたローマ法王が狙撃されるという事件が起こり、死亡したはずの「ともだち」が立ち上がりローマ法王を庇いました。

ローマ法王を助けて世界中から称賛された「ともだち」は世界大統領となり、西暦を廃止し新たな「ともだち暦」を作ることに。

そんな中、ずっと行方がわからなくなっていたケンヂが姿を現し、東京を目指します。

あるとき「ともだち」は突然2015年の事件を起こしたのは自分だと告白し、さらにウイルスを散布して世界を滅ぼそうとします。

「ともだち」が思い入れのある万博会場だけはウイルスが撒かれないと予想したカンナは、そこへ都民を避難させます。

しかし、万博に思い入れがあったのは1人目の「ともだち」であったフクベエであり、2人目の「ともだち」はかまわずウイルスを載せた円盤を万博会場へ向かわせます。

ケンヂは円盤をコントロールしている「ともだち」と母校で再会するも、墜落した円盤により「ともだち」は死亡。

その後万博会場に現れたケンヂは、10年以上の時を経てようやくカンナと再会します。

そして、ケンヂは決着をつけにバーチャルアトラクションに入り、小学校時代の自分と会うのでした。

 

映画がひどいと言われる理由

『20世紀少年』の映画がひどいと言われる主な理由は次の通りです。

  • 演技が薄っぺらい
  • ごちゃごちゃしていて話がわかりづらい
  • 演出が良くない

まずは俳優の演技ですが、すべての俳優の演技がひどいと言われているわけではありません。

ただ、中には演技力に疑問がある俳優がいたと感じた人もいたようで、「まるでコントのようだった」という感想が上がることもあります。

また、『20世紀少年』は原作自体が長く複雑なストーリーなので、それを映画でまとめようとすると多少の無理が生まれます。

原作を読んでいるファンならまだ理解できるでしょうが、原作を知らない人にとっては「わけのわからない映画」となってしまいました。

映画の演出はおそらく狙ったものなのでしょうが、中には「安っぽい」、「映像がつまらない」といった感想を抱いた人もいたようです。

 

マンガBANGブックスで試し読み

電子書籍サイトのマンガBANGブックスでは、『20世紀少年』の1巻から22巻を試し読みすることができます。

試し読みできるのはそれぞれ数ページのみですが、それだけでもなんとなく作品の雰囲気がつかめるでしょう。

電子書籍サイトで販売されている『20世紀少年』は「完全版 デジタルVer.」というもので、紙媒体の通常版とは結末がやや異なります。

こちらのほうが映画の結末に近いので、映画を先に見た人にとっては読みやすいかもしれません。

マンガBANGブックスでは初回に限り90%OFFクーポンがもらえるので、試し読みをして気になった人はクーポンを利用して購入するのがおすすめです。

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見どころについて

『20世紀少年』の見どころは、複雑に張られた伏線や犯人当てなどのミステリー要素と、得体の知れない怖さを味わえるホラー要素が組み合わさっているところです。

「ともだち」は一体誰なんだろうとドキドキしながら、犯人探しの過程で底知れない恐怖感を味わうことができます。

このミステリーとホラーの一体化が『20世紀少年』の最大の見どころであり、この世界観にどっぷりハマってしまう要因のひとつにもなっています。

物語は昭和の感じも存分に描かれており、そこがなんだか落ち着く雰囲気で好きという方も多いので、そういった描写が好きな方は特に見て欲しい作品となっています。

 

20世紀少年の映画と漫画の違いを更に詳しく

ここまでは、『20世紀少年』の映画と漫画の違いや、詳しいネタバレなどを紹介してきました。

続いて、ここからは『20世紀少年』のキャラや最終回などに焦点をあて、漫画と映画の違いや共通点などを探っていきたいと思います。

『20世紀少年』の映画や漫画の感想レビューもまとめているので、見ようかどうしようか迷っている方はぜひ参考にしてください。

・個性豊かな登場人物(キャラ)たち
・映画と原作でそっくりなカンナ
・最終回はひどいのか?
・トラウマになる人々
・結論は面白い
・感想レビューについて
・20世紀少年の映画と漫画の違いの総括

 

個性豊かな登場人物(キャラ)たち

『20世紀少年』には、非常に個性豊かな登場人物がたくさん登場します。

大勢の個性的な登場人物がいるからこそ、『20世紀少年』の物語はさらに面白くなっているといえるでしょう。

この登場人物たちを、映画ではこれまた個性的な俳優たちが見事に再現してくれています。

主人公のケンヂ役を演じた唐沢寿明さんを始め、豊川悦司さんや常盤貴子さん、香川照之さんなど、錚々たるメンバーが名を連ねていました。

「どの俳優も原作のイメージにぴったり」と評判で、原作ファンから喜びの声が上がっています。

 

映画と原作でそっくりなカンナ

多くの登場人物たちの中でも、映画と原作で特にそっくりだと評判だったのが、カンナ役の平愛梨さんです。

平愛梨さんは3000人もの中からオーディションで選ばれただけあって、まさに漫画の中から飛び出てきたような印象を受けます。

外見だけでなく、可愛らしさとかっこよさを併せ持った役柄がぴったりだと話題になりました。

映画の第2章はカンナが主役のエピソードなので、平愛梨さんのカンナの演技を堪能することができます。

 

最終回はひどいのか?

『20世紀少年』の漫画は、最終回がひどいという感想が寄せられることが多いです。

最終回がひどいと言われる一番の理由は、「ともだち」の正体がこれまであまり出番のなかったカツマタだったということです。

この正体には、拍子抜けしてしまった人が大勢いたようです。

映画でも結末は一緒なのですが、映画のほうは漫画では描ききれなかったカツマタに関する描写が増えたことで、結末がわかりやすくなっていました。

原作を読んで最終回がいまいちだと思った人は、物語を補完する意味でも一度映画を見てみるといいかもしれません。

 

トラウマになる人々

『20世紀少年』がトラウマという人は多く、いまだに「20世紀少年は怖い」と言われることがあります。

全体的に不気味な雰囲気が漂っていたり血が吹き出すシーンなどがあるため、気が弱い人には心臓に悪い作品かもしれないですね。

ただ、漫画でトラウマになったという人は少なく、ほとんどの人は映画を見てトラウマになったようです。

漫画よりも実写のほうが恐怖を感じやすいので、漫画を読んで「大丈夫だ」と思っても、映画を見たらダメだったということもあります。

特にハットリくんのお面のシーンを「怖い」と感じた人が多いようで、トラウマになったという声がいくつも上がっていました。

 

結論は面白い

映画や最終回がひどいと言われることもある『20世紀少年』ですが、それでもやはり「面白い」という声が圧倒的多数を占めています。

かなり昔の作品にもかかわらず根強いファンが大勢いることも、『20世紀少年』が面白い作品である証拠だといえます。

『20世紀少年』は得体の知れない不気味さと衝撃的なストーリー展開を兼ね備えた作品で、読めば読むほどにその独特な世界観に引き込まれていきます。

意味がわからないと感じることも多々あるでしょうが、それもまた『20世紀少年』の面白さのひとつだと思います。

 

感想レビューについて

『20世紀少年』の感想レビューを、漫画と映画にわけてそれぞれ紹介します。

漫画の感想レビュー

  • 何度読んでも面白い
  • 読んでいる時間を忘れてしまう
  • どっぷりと作品の世界に入ることができる
  • 最後の終わり方が雑
  • ともだちの正体にモヤモヤする

映画の感想レビュー

  • 漫画を読んでいないとわからないストーリー
  • 原作に忠実だった
  • 何も知らずに見るとドキドキ感を味わえる
  • めちゃめちゃ引き込まれる
  • キャスティングがハマっていた

『20世紀少年』はこれまでに何度も読み直したという人が多く、「何度読んでも面白い」という感想が多数上がっていました。

終わり方に納得できないファンもいるようですが、おおむね高評価だといえるでしょう。

映画のほうは賛否両論で、「面白かった」という感想と「つまらなかった」という感想の落差が激しいです。

原作ファンの間でもかなり評価が割れているので、人によってかなり感じ方が変わるようです。

 

20世紀少年の映画と漫画の違いの総括

記事のポイントをまとめます。

  • 映画と漫画の違いは「ともだち」の正体
  • 作者は浦沢直樹さん
  • 無料お試しを読むならマンガBANGブックス
  • 見どころはミステリーとホラーの一体化
  • 登場人物は個性豊かなキャラばかりで、映画の再現度が高い
  • トラウマレベルの怖さや不気味さがある
  • 結末には賛否両論あるが、面白いという声が圧倒的

「20世紀少年」の映画に好感を持った方は、漫画も読まないと非常にもったいないですよ。

映画では描かれていない細かな部分もあるため、是非一度読んでみて下さいね。

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