「葬送のフリーレン」に出てくるゼーリエは、大陸魔法協会の至宝であり、登場してから存在感が大きく、今後も物語の中心的存在になっていくでしょう。
一級魔法使い試験の主催者であったり、魔法使いに「特権」として魔法を分け与えたりと色々と凄そうなキャラでもあります。
そんなゼーリエは人類のほぼ全ての魔法を網羅しているのですが、実際フリーレンとどっちが強いのか気になりますよね?
実際に二人が戦ったことはないですが、両者の強さについて考察してみました。
また、ゼーリエはフリーレンに対して冷たく接する描写が多いですが、仲悪い理由はなぜかについても調査してみたので、こちらもご紹介しておきます。
それでは、「フリーレンとゼーリエはどっちが強い?仲悪い理由はなぜかも調査!」を最後までしっかりご覧になってくださいね。
Contents
フリーレンとゼーリエはどっちが強い?
結論から言うと、ゼーリエの方がフリーレンより強いと思います。
いくつか理由はありますが、
- ゼーリエとフリーレンの年齢差
- ゼーリエとマハトの戦い
- フリーレンとゼーリエを比べた際のレルネンの評価
の3点から、ゼーリエの方が強いと考えることができます。
詳しく見ていきましょう。
フリーレンとゼーリエの年齢差は何歳?
ゼーリエの年齢は作中では明記されていませんが、弟子のフランメが1000年前に亡くなったこと、フランメの弟子つまり孫弟子であるフリーレンが1000年以上生きていることからも、おそらくフリーレンの倍以上は年齢差がありそうです。
そうなると、フリーレンの倍以上は研鑽を積んでいるはずでしょうから、普通に考えると、ゼーリエの方がかなりの確率で強そうですよね。
ゼーリエとマハトの戦い
作中でゼーリエの戦闘シーンが唯一描かれたのが、単行本10巻93話での黄金郷のマハトとの戦いです。
マハトによって黄金に変えられた都市ヴァイゼを元に戻すために、ゼーリエがマハトと対峙します。
黄金郷のマハトといえば、最強の魔族である七崩賢のうちの一人であり、フリーレン自身も勝てる気がしないと言っていたキャラです。
そんな黄金郷のマハトに対していきなり背後を取り、黄金にする魔法の不可逆性を突き止めます。
終始ゼーリエのペースで戦いが流れて、マハトの出す魔法を楽しんでいるかのようでした。
結局は、弟子たちの一級魔法使いに邪魔をされて、マハトとの戦いをやめますが、あのまま戦っていたら確実にゼーリエがマハトを倒していたでしょう。
戦いを楽しむタイプの魔法使いで、フリーレンよりも強いと思われます。
フリーレンとゼーリエを比べた際のレルネンの評価
葬送のフリーレン57話において、レルネンはフリーレンが魔力制限していることに気が付きます。
その際に、フリーレンの魔力はゼーリエと同等であると述べているんですよね。
そうなると、「強さは同じくらいじゃないか?」と思いますよね?
これにはカラクリがあって、ゼーリエもフリーレン同様に魔力制限していることにレルネンは気づいていません。
つまり、魔力制限しているゼーリエの隠しきれていない魔力と、フリーレンの魔力を比べて同等という評価をしているのです。
「フリーレンの魔力分+制限している魔力」を持っているゼーリエは末恐ろしいですね。
ゼーリエは魔王を倒せない?
ゼーリエが本気で魔王を倒そうと思ったら、間違いなく倒せたと思います。
ただし、実際に倒したのはゼーリエではなくフリーレン一行でした。
このことに関しては、ゼーリエの弟子であるフレンメの言葉に尽きると思います。
簡単に言うと、
- ゼーリエは戦い好きなため、魔王を倒すことより魔王との戦いに楽しさを感じる
- ゼーリエは平和な時代に生きる自分の姿が想像できないため、魔王を倒せない
といった感じです。
そして、平和な世界に生きるフリーレンが魔王を倒すと断言していました。
まあ、黄金郷のマハトとの戦いを見ても、ゼーリエは完全に戦い好きなタイプであり、平和な世界にしたいとかいった感情は持ち合わせていなさそうです。
よって、倒せなかったというよりは、倒さなかったといった方が正しいかもしれません。
フリーレンとゼーリエが仲悪い理由はなぜ?
フリーレンとゼーリエが仲悪い理由は、魔法使いのタイプが180度違うことが影響していそうです。
最初にフランメを通して出会った際には、ゼーリエは愛弟子が自分の弟子を連れてきたことからも喜んでおり、また同族ということもあったため、フリーレンのことを気にいっているようでした。
ただし、フリーレンに野心がないことがわかってからは、冷たい態度をとるようになってきました。
- ゼーリエは戦いを好む魔法使い
- フリーレンは魔法を探す過程を楽しむ魔法使い
といったように、同じ魔法使いでも全く別物で、仲良くなれという方が難しいかもしれません。
一級魔法使い試験でも、フリーレンのことを不合格にしたりと、一見するとめちゃめちゃ仲悪そうですが、そんなこともないんですよね。
とにかくゼーリエは口下手なんで、思っていることとしゃべっていることが一致しないため、表情などで読み取っていくのがいいでしょう。
フリーレンとゼーリエの関係は弟子?
ゼーリエにとって、フリーレンは弟子の弟子、つまり孫弟子にあたる存在です。
ゼーリエは自分の弟子が何人かいますが、それぞれ得意な魔法を覚えているくらい、弟子のことは気にかけています。
特にフランメのことは、最後まで分かり合えなかったと口では言うものの成し得た事の大きさもあり、特に可愛がっていた印象です。
そんな可愛い愛弟子が連れてきた弟子なので、可愛がるとまではいかなくても気に掛ける存在なのは間違いありません。
ゼーリエがフリーレンのことを話す際にも、歳の割に技術の甘い魔法使いという評価ですが、内心は完璧な魔力制限をしているなど認めている部分が大きいと思います。
まとめ
「フリーレンとゼーリエはどっちが強い?仲悪い理由はなぜかも調査!」と題してお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
フリーレンとゼーリエは同じエルフの一族で、ともに魔力の大きい魔法使いです。
一級魔法使い試験が終わった際には、理由はともあれなぜかフリーレンは大陸魔法協会には1000年立入り禁止と言ったり仲悪いイメージをわざとつけているようにも感じます。
ただ、それはゼーリエの愛でもあるような気がしますし、本当は気にかけてると思いますよ。
どっちが強いかも気になりますが、ゼーリエの魔法力は絶大です。
その内、またゼーリエ自身が戦うシーンが描かれると思いますので、楽しみに待ちましょう。
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