葬送のフリーレンの単行本12巻の第117話にて、血塗られし軍神リヴァーレ、七方崩賢グラオザーム、ソリテール、終極の聖女トートの4人の会話するシーンが印象的でした。
しれっとトートが発言した呪いに関して、みなさん気になりませんでしたか?
終極の聖女トート編は、今後間違いなく組み込まれるでしょうし、それが物語のクライマックスになるんじゃないかとさえ思わされます。
そこで今回は、
- トートの呪いは何?
- 勇者の剣が抜かれる?
- ザインが合流する?
などについて考察してみたいと思います。
それでは、「葬送のフリーレンの終極の聖女トートの呪いは何?勇者の剣が抜かれてザインが合流するかも考察!」を最後までしっかりご覧になってくださいね。
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葬送のフリーレンの終極の聖女トートの呪いは何?
終極の聖女トートの呪いについては、作中では全貌が明かされていません。
フリーレンが84年前にタイムリープしている117話では、トートから、現時点で三割の呪いがかかっており、あと100年もすれば自分の呪いがこの星を覆いつくすといった発言がありました。
過去と現在が混同しておりわかりにくいですが、現在のフリーレン一行の冒険の時代でいうと、残り16年くらいで完成するということでしょうか。
ちなみに、星に関しては伏線がすでにありましたよね。
葬送のフリーレン第1話「冒険の終わり」で描かれている、エーラ流星(半世紀流星)ではないでしょうか。
エーラ流星(半世紀流星)が関係している?
第1話では、勇者ヒンメル一行が魔王を倒して王都に凱旋するところから始まり、凱旋した日にヒンメルのパーティーみんなでエーラ流星(半世紀流星)を見るシーンが描写されています。
そこで一行は50年後もまたみんなで見る約束をして、実際に50年後に年を取ったパーティー全員揃ってエーラ流星(半世紀流星)を見ました。
このエーラ流星(半世紀流星)、次来るのが終極の聖女トートが言っていた100年後とほぼ同時期なんですよね。
ヒンメルが、最初にエーラ流星(半世紀流星)を見た際に、「平和な時代の幕開けにはちょうどいいな」と言っていたことからも、壮大な伏線のような気がしてなりません。
そもそも、エーラ流星(半世紀流星)を1話で2回も見るシーンを描いていることからも、作者からの強烈なメッセージ性が強そうです。
「大事なことだから2回言いました」的なことかな?
エーラ流星(半世紀流星)をトートの呪いが覆いつくして、悲壮な時代の幕開けとなるのではないでしょうか。
葬送のフリーレンの終極の聖女トート編で勇者の剣が抜かれる?
終極の聖女トート編で、おそらく勇者の剣が抜かれるシーンがありそうです。
葬送のフリーレンでは、回収されていない伏線がいくつかあり、そのうちの一つが勇者の剣に関することでしょう。
ヒンメルは勇者の剣を抜けませんでしたが、それはヒンメルに力が足りなかったのではなく、勇者の剣を引き抜けるのは世界に大いなる災いを防げる勇者のみであったからです。
つまり、魔王を倒したヒンメルでしたが、魔王は世界に大いなる災いではなかったということでしょう。
その魔王以上の大いなる災いが、終極の聖女トート編になるのではないでしょうか。
この長編で勇者の剣エピソードの伏線を回収してきそうです。
勇者の剣を抜くとどうなる?
実際に勇者の剣を抜くとどうなるかは、作中では描かれていません。
「実際は勇者の剣は誰にも抜けず、抜くために努力することにより強くなったものだけが勇者になれる。」というエピソードも考えられなくもないですが、「葬送のフリーレン」という作品からは、そんな展開にはなりづらいかなというのが率直な意見です。
おそらく、勇者の剣にはなんらかの魔法がかかっている、もしくは能力を強くすることができるなにかが備わっていると考える方がしっくりきます。
魔物は勇者の剣を排除する衝動を抑えられないくらい、勇者の剣を怖がっているため、なんらかの魔力的なものが漏れているのでしょう。
魔族を倒すための、最後の頼みの綱的な感じになるのではないでしょうか。
それでは、勇者の剣を抜くのはいったい誰なのかが気になりますね。
葬送のフリーレンの勇者の剣を抜くのはシュタルク?
一番妥当な線でいうと、勇者の剣はシュタルクが抜くでしょう。
勇者ヒンメルが抜けなかった勇者の剣を、同じパーティーにいたフリーレンが次の冒険のパーティーである前衛が抜くというのは考えやすい。
そもそも、ヒンメルが勇者の剣を抜けなかったという真実を知っているわけで、理由も明確。
フリーレンやフェルンが魔族と対峙して、どうしようもなくなった際にシュタルクが勇者の剣を抜き、二人を救う的な感じでしょうか。
葬送のフリーレンの勇者の剣を抜くのはクラフト?
フリーレンと同族であるクラフトが勇者の剣を抜く説もあります。
クラフトはエルフなので、長生きしているわけですが、これまで数々の偉業を成し遂げてきたと本人が言っています。
しかし、その偉業を知っている人はみんないなくなった(寿命などで)ようで、実は昔に勇者の剣で世界を救った説も捨てきれないようです。
フリーレンたちのピンチに、勇者の剣を引き抜いたクラフト登場という可能性もありそうです。
葬送のフリーレンの勇者の剣を抜くのはヒンメル?
私が一番可能性があるのが、ヒンメルではないかということです。
前述したように、ヒンメルは勇者の剣を抜けずに魔王を倒して、その後に寿命を迎えています。
もう現代にいねーじゃんとなるわけですが、107話で女神の石碑からフリーレンが過去にタイムリープしてヒンメルと再会していることから、
今度は逆に、ヒンメルが現代にタイムリープという形で生まれ変わるという可能性はどうでしょうか?
そこで改めて勇者の剣を抜くというシナリオもなかなか捨てたもんじゃないでしょう。
まあ、不可逆の原理ということは一旦置いておいてという話ですが。
葬送のフリーレンの終極の聖女トート編でザインが合流する?
ザインは、終極の聖女トート編で合流すると思っています。
フリーレンたちは冒険の過程で、僧侶のザインと出会い冒険を共にしていました。
しかし、ザインには「戦士ゴリラを追いかける」という目的のため、パーティーを離脱します。
76話でフリーレンはパーティーの僧侶の席を空けている理由は、ザイン合流を待っているからだといっていて、合流することは確定しています。
そうなると、いつ合流するかなんですが、終極の聖女トートは呪いをかけるということなので、そうなれば僧侶の出番ですよね。
さすがに、このフラグはバレバレすぎて逆に怪しいですが、普通に考えればトート編で合流でしょう。
ザインは戦士ゴリラに追いついた?
ザインが戦士ゴリラに追いついたかどうかは現時点では不明です。
伏線的なものも見つからないため、全くわかりませんね。
ただ、戦士ゴリラに追いつくか、もしも戦士ゴリラが生きていないなら、その真実が明確になっていないと合流できませんね。
合流後に、ザインの旅の過去編みたいなものも物語で描かれそうですよね。
ここは楽しみに待ちたいと思います。
まとめ
「葬送のフリーレンの終極の聖女トートの呪いは何?勇者の剣が抜かれてザインが合流するかも考察!」をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
葬送のフリーレンの作品では、終極の聖女トートとの戦いが物語のクライマックスになるのではないかと思っています。
呪いが何かはまだまだ情報が少ないですが、徐々に明確になってくるのか、それとも伏線をたくさんちりばめてくるのか楽しみです。
勇者の剣が抜かれるのとザインが合流するエピソードも絡んできそうな気がしますし、盛り上がること間違いなしです。
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