葬送のフリーレンの原作では、帝国において影なる戦士や魔導特務隊などの出現、ユーベルやラントが再登場したりと一層盛り上がりを見せています。
それだけではなく、ゼーリエが物語の中心的な内容となっているのは、とてもわくわくしますよね。
今回は、帝国において長編エピソードになりますが、
- フリーレンが狙われるのは理由なぜ?
- ファルシュが裏切ろ者でスパイの可能性がある?
- ファルシュはグラオザームなのか?
といった内容を詳しく考察していきますので、参考にしてみてください。
それでは、「ファルシュが裏切り者でスパイの可能性ある?フリーレンが影なる戦士に狙われる理由はなぜかも考察」を最後までしっかりご覧になってくださいね。
Contents
ファルシュが影なる戦士の裏切り者でスパイの可能性はある?
今回の帝国における長編シリーズでは、一級魔法使いたちがゼーリエを守れるかどうかが焦点となるわけですが、ゼーリエを倒すために帝国側は影なる戦士を配したりと、何十年もかけて入念に準備してきたはずです。
そうなれば、大陸魔法協会がリネアールを帝国に送り込んでいるように、帝国側も大陸魔法協会にスパイなるものを送り込んでいても不思議ではありません。
私は、そのスパイがファルシュなんじゃないかと考えています。
そう考える理由としては、
- フリーレンが回想する影なる戦士とファルシュが酷似している
- ファルシュの名前の意味
の2つです。
詳しく見ていきましょう。
影なる戦士とファルシュが酷似している
葬送のフリーレン第125話で、フリーレンがラダールに背後を取られて影なる戦士の存在を思い出すシーンを見てください。
そこには、5人の影なる戦士が描写されていますが、向かって一番右側の戦士がファルシュに酷似しています。
最もわかりやすいのが第126話を比べて見てもらえればいいのですが、ゼンゼが対戦士に特化した戦い方ができると述べている時のファルシュのフォルムが本当に似ています。
これは、作者からの伏線のような気がしますね。
ファルシュの名前の意味
葬送のフリーレンは、キャラクターの名前などがドイツ語に由来していることは有名で、フリーレンは「凍る」、ヒンメルは「空や天国」を意味するものとなっています。
そこで、問題のファルシュですが、ドイツ語では「偽物、偽り」などの意味となります。
作者がドイツ語に拘っているのは漫画を読んでいれば明白ですし、その作者がファルシュとつけたキャラクターですから、もうこれはファルシュがなんらかの秘密を抱えていることは確定でしょう。
これは伏線というか、かなりストレートなメッセージですよね。
以上のことから、ファルシュは影なる戦士の裏切り者でスパイの可能性ありと考えます。
ファルシュがグラオザームの可能性はある?
もう一つ気になることしたら、ファルシュがグラオザームなんじゃないかいうことです。
グラオザームは、原作第89話で初登場した七崩賢のうちの一人であり、南の勇者を倒した魔族とされています。
その後、116話もフリーレンが女神の石碑により過去に戻った際に再登場します。
そこでヒンメル勇者一行を苦しめますが、フリーレンが現実に戻りヒンメルたちに倒された可能性が高くなっています。
では、なぜファルシュがグラオザーム説があるかというと、
- グラオザームは、本当の姿は見せていない
- グラオザームの黒い靄がファルシュと似ている
といった2つの点からです。
グラオザームは本当の姿を見せていない
グラオザームは、顔や姿を変えていつの時代にも人類の目を掻い潜り生きていけるとされています。
前述したように、勇者一行に倒された可能性はあるが、そのシーンは描かれていません。
精神魔法で人類を欺いている可能性もあり、現代でも生きているんじゃないでしょうか。
そこで、ファルシュの姿をしている可能性もあると思います。
グラオザームの黒い靄がファルシュと似ている
グラオザームには戦闘スタイルが色々あるようで、自身は好きではないが黒い靄が発生するシーンがあります。
この黒い靄が、第126話でファルシュの足元から出ていた黒いものと似ていると思いませんか?
まったく一致とは言えないですが、明らかに伏線として成り立つくらいのものですよね。
以上のことから、ファルシュのグラオザーム説はあると考えます。
フリーレンが影なる戦士に狙われる理由はなぜ?
フリーレンが影なる戦士に狙われる理由は、原作ではまだ明かされていません。
現在までに明かされているのは、帝都側の誰かがリストを作り、該当する人物をすべて始末させようとしていることです。
このリストにフリーレンの名前があり、影なる戦士から狙われているわけですが、なぜリストに名前があるのでしょうか?
私なりの考察を述べていきたいと思います。
ゼーリエが狙われていることに関係している
そもそも今回の大局としては、帝国と大陸魔法協会が昔から対立しており、いよいよ大陸魔法協会のトップであるゼーリエが狙われるという局面に至っていることと関係していそうです。
おそらく、帝国側がゼーリエを倒すためにゼーリエの味方となりそうな魔法使いをリストに一覧で示し、いずれ来るゼーリエ討伐の時までに少しでも相手側の戦力を削ろうとしていたのではないでしょうか。
帝国内で魔法使いを認めない勢力がある
ゼーリエを狙うこととも関連しますが、帝国内で魔法使いを認めない勢力がある可能性が非常に高いです。
もともと、統一帝国では魔法は魔族の技術であり、人間の文化圏で魔法の研究をすることは禁止されていましたが、そこを覆したのがゼーリエの弟子でもあるフランメなんですよね。
つまり、魔法を使うことに否定的な考えを持ったものが数多くいたということです。
そして、影なる戦士こと対魔法使い専門の特務機関は統一帝国の頃から設けられているという噂は、フリーレンの耳にも入っていたことから、魔法が広まることを恐れて影なる戦士を育てた可能性が高いのではないでしょうか。
帝国内でフランメ派とそうでない派がいて、フランメなき今はフランメを良く思っていなかった人物が勢力を拡大していると考えます。
影なる戦士は何人いる?
これまでにも、影なる戦士は何人か出てきているはずですが、実際に現代にいるのは何人なのでしょうか。
私は、まだ2,3人いるんじゃないかと思っています。
最初は、ラダールが最後の生き残りと思っていましたが、帝都で閣下と呼ばれる者もリストを持っていたことから明らかにラダールと同じ影なる戦士の可能性が高いですよね。
他にもいるなら、おそらく今回のゼーリエの件で招集させられているはずなんですよが、それだとラダールはどうなのとなります。
おそらくラダールも招集命令の下った便りが届いたはずですが、妻によって捨てられた可能性があるとみています。
妻は知っていましたからね、便りが来て村から離れてほしくないとおもったんじゃないでしょうか。
まとめ
「ファルシュが裏切り者でスパイの可能性ある?フリーレンが影なる戦士に狙われる理由はなぜかも考察」と題してお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
フリーレンが影なる戦士に狙われる理由はまだ明かされていませんが、これから徐々に紐解かれていくはずです。
また、こういった戦いにはなぜか裏切り者やスパイが定番であり、逆にいることで物語が面白くなりますよね。
今回はファルシュの可能性が高いとみていますが、どうでしょうか。
こちらは、原作で明かされるまで楽しみにしておきますね。
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