大人気漫画である葬送のフリーレンはアニメも放送されており、漫画でも話題性抜群だった一級魔法使い試験編に突入します。
フリーレン一行は、北部高原を超えるために必要な一級魔法使いの資格取得を目指しますが、フリーレンは試験不合格となります。
難関試験であったとはいえ、フリーレンの魔力(能力)からすると、不合格になる理由が気になりますよね?
ゼーリエはフリーレンが嫌いで、試験を不合格にしたんじゃないかと疑問が生じますよね?
理由は、ゼーリエの望む魔法使いになれておらず、一級魔法使いになった自分の姿が想像できていないためです。
今回は、そういった疑問に対して詳しく解説していきますね。
それでは、「フリーレンが一級魔法使い試験不合格の理由はなぜ?ゼーリエはフリーレンが嫌いかも解説!」を最後までしっかりご覧になってくださいね。
Contents
フリーレンが一級魔法使い試験不合格の理由はなぜ?
フリーレンが一級魔法使い試験不合格の理由は、
- ゼーリエの望むほどの魔法使いになれていないため
- 一級魔法使いになった自分の姿がイメージできていないため
の2つとなります。
それぞれ個別にくわしくみていきましょう。
フリーレンが一級魔法使い試験不合格の理由①|ゼーリエの望むほどの魔法使いになれていないため
ゼーリエの望むほどの魔法使いになれていないことは、フリーレン自身が自覚しています。
では、ゼーリエの望む魔法使いとはなんなのでしょうか?
それは、
- 野心のある魔法使い
- 技術のある魔法使い
ということだと思います。
野心のある魔法使いに関しては、今回の一級魔法使い試験から約1000年前にフリーレンとゼーリエが出会った際に、野心が足りないためダメだと伝えています。
フリーレンは魔法を手に入れることに楽しさを感じるのではなく、魔法を探し求めている時に一番楽しさを感じるタイプの魔法使いであり、ゼーリエの戦いを追い求めるタイプの魔法使いとは180度違うことが影響しているのです。
また、技術のある魔法使いに関しては、ゼーリエはフリーレンのことを歳の割に技術の甘い魔法使いであるという評価です。
ただ、魔法使いとしての技術を評価していないわけではありません。
魔力を伸ばす方向ではなく、魔力を制限する方向に生涯を捧げたフリーレンのやり方に納得がいかなかったのです。
フリーレンの魔力を認めていたからこそ、残念な気持ちが強かったんでしょうね。
フリーレンが一級魔法使い試験不合格の理由②|一級魔法使いになった自分の姿が想像できていないため
一級魔法使いになった自分の姿が想像できなければ、最終試験には合格できません。
実際に、フリーレン以外の不合格者は上記の理由で不合格となっています。
ただ、フリーレン以外の不合格者はゼーリエの魔力に恐怖を感じて想像できなかったのに対して、フリーレンはゼーリエが最初から合格させる気が全くないため想像できなかったのです。
つまり意味合いが全く違います。
フリーレンは、前述した「ゼーリエの望むほどの魔法使いになれていない」と自覚しており、ゼーリエは直感で選んでくるため合格はできないと思っていたんでしょう。
フリーレンは、ゼーリエのことをよく理解しており、フェルンはゼーリエの想像を超えるという理由で合格できるとも読んでいました。
ゼーリエはフリーレンが嫌い?
ゼーリエは、フリーレンを魔法使い一級試験不合格にしたことから、嫌いなのではないかと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはでしょう。
理由としては、
- ゼーリエはフリーレンと同族(エルフ)だから
- フリーレンは、ゼーリエの愛弟子フランメの弟子だから
- 最初からフリーレンの能力(魔力)を認めてるから
だと思われます。
ゼーリエは、愛弟子であるフランメからフリーレンを紹介された際に、一目でフリーレンの魔力(能力)を認めました。
すぐに気に入ったのですが、前述したように野心のなさから少しがっかりしていました。
ただ、自分と同族(エルフ)であり、愛弟子の弟子、つまり孫弟子にあたるため、嫌いなわけがありません。
ゼーリエは、弟子を可愛がるタイプであり、フリーレンへの対応は愛の裏返しだと思われます。
ただ、不器用なだけなんですよね。
葬送のフリーレンの一級魔法使い選抜試験の合格者は誰?
今回の一級魔法使いの最終試験の合格者は、
- メトーデ(第1party)
- フェルン(第4party)
- ユーベル(第4party)
- ラント(第4party)
- ヴィアベル(第8party)
- デンケン(第13party)
の6名となります。
順当なメンバーが合格したと思いますが、やはりフリーレンの名前がないのが少々残念ですね。
まあ、フリーレンは一級魔法使いの資格に元々興味もなかったですし、フェルンが合格したため、フリーレン一行の当初の目的は達成できました。
それにしても、フェルンはこのメンバーに入っても格負けしないどころか、魔法力はこの中でも1,2を争う可能性が高いのが凄いですよね。
日頃からフリーレンの近くにいて、魔法を教わっているだけありますよね。
一級魔法使い一次試験の合格者は誰?
一級魔法使い試験は、一次試験、二次試験、最終試験と3段階ありました。
一級魔法使い一次試験の合格者は、
- メトーデ(第1party)
- トーン(第1party)
- レンゲ(第1party)
- フリーレン(第2party)
- ラヴィーネ(第2party)
- カンネ(第2party)
- フェルン(第4party)
- ラント(第4party)
- ユーベル(第4party)
- ヴィアベル(第8party)
- シャルフ(第8party)
- エーレ(第8party)
- デンケン(第13party)
- リヒター(第13party)
- ラオフェン(第13party)
- エーデル(第17party)
- ブライ(第17party)
- ドゥンスト(第17party)
の18名です。
試験は総勢57人の魔法使いが受験し、一次試験は3人1組のparty戦となりました。
つまり、19party中6party合格したということになりますね。
party戦となると、やはり1人凄い魔法使いがいると試験突破は容易ですが、この一次試験には、
- 試験終了までに、隕鉄鳥(シュテイレ)という小鳥を捕まえること
- 試験終了までに、partyメンバー全員が揃っていること
の2つをクリアすることがルールとしてありました。
そうなると、一人足手まといがいると難しい試験となりますよね。
実際に、一次試験を突破したメンバーを見てみると、ひとりは魔法力上位となるメンバーがいて、残りの二人は平均レベルくらいといった感じでしょうか。
ただ、フェルン、ラント、ユーベルのいる第4partyだけは違いましたね。
最終試験まで全員突破しており、今思うとかなり偏りのあるメンバーとなっていました。
二次試験の結果はどうなった?
一級魔法使い二次試験の合格者は、
- メトーデ(第1party)
- フリーレン(第2party)
- カンネ(第2party)
- フェルン(第4party)
- ラント(第4party)
- ユーベル(第4party)
- ヴィアベル(第8party)
- シャルフ(第8party)
- エーレ(第8party)
- デンケン(第13party)
- ラオフェン(第13party)
- ドゥンスト(第17party)
の12名です。
一次試験合格者から、6名脱落した形です。
合格条件としては、迷宮攻略を零落の王墓の最深部まで辿り着くことです。
最深部まで辿り着くことができれば合格なので、誰か能力の高い人に付いていけば容易かと思われますが、そうでもありません。
最後は、それぞれの複製と戦わなければならず、ここで脱落したメンバーが前述した6人です。
まあ、それでもフリーレンとフェルンがフリーレンの複製を倒したことで、他のメンバーが合格できたと言っても過言ではないでしょう。
他で目を引いたのが、ユーベルくらいでしょうか。
ユーベルに関しては、相当強いけど敵か味方か怪しいところもあり、今後の展開が気になるところですね。
また、今年の試験はかなりメンバーが豊作とも言っていました。
それに関しては、現在までの一級魔法使いの人数からも明白です。
一級魔法使いの人数は全部で何人?
今回の試験が始まるまで、一級魔法使いはたったの45人しかいませんでした。
試験は3年に1度しかないことを考慮しても、なかなか狭き門ですよね。
そんな一級魔法使い試験ですが、今年は6人合格して合計51人となりました。
今年だけで13%も一級魔法使いが増えていることが、今年の受験生が豊作ということですよね。
フリーレンも実質は合格と見ると、更にすごく感じますね。
一級魔法使いの特権は?
そんな狭き門である一級魔法使いになったことで、得られる特権があります。
それは、
- 北部高原への立ち入り
- 一級魔法使い試験の主催者でもあるゼーリエから好きな魔法をなんでも一つもらえる
の2点が確認されています。
好きな魔法がなんでも一つ手に入るなんて夢のようですが、フェルンは「服の汚れをきれいさっぱり落とす」魔法を手に入れました。
「もっと他にいいのあるだろう」というツッコミは置いておいて、なんともフェルンらしいなと思いますね。
まとめ
以上、「フリーレンが一級魔法使い試験不合格の理由はなぜ?ゼーリエはフリーレンが嫌いかも解説!」と題してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
葬送のフリーレンは漫画もかなり盛り上がっていますが、アニメもついに一級魔法使い試験編に突入することから、楽しみですね。
フリーレンは、試験に不合格となりますが、ゼーリエが急遽最終試験の試験官になったことが多大に影響しましたね。
ただ、理由や魔法使いのとしての在り方の好き嫌いはあるとしても、両者の関係はこれからも続きます。
ゼーリエが、フリーレンのことを素直に認める展開も今後はあるかもしれませんので、楽しみにしておきましょう。
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