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キングダムネタバレ801話|二つ目の柱は軍の編成改革

キングダム
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2024年6月27日(木)発売の週刊ヤングジャンプに掲載予定であるキングダムネタバレ801話をお届けします。

前回のキングダム800話では、咸陽で様々な意見が交わされており、嬴政も昌平君だけが頼みに綱といった感じでしたね。

その昌平君は、中華統一への道に戻るために、三つの柱を提案していましたが、これは一体どういうことなのでしょうか。

キングダム801話についての、ネタバレや感想考察をお伝えします。

今回は「キングダムネタバレ801話|二つ目の柱は軍の編成改革」と題してお届けします。

>>最新話のネタバレ考察<<

 

キングダムネタバレ801話の考察

今後のキングダムはどうなっていくのでしょうか。

これまでのエピソードをもとに、今後の展開を考察してきたいと思います。

なお、キングダム800話までのネタバレがありますので、ご注意ください。

 

キングダムネタバレ801話の考察|嬴政は敗北後のことは何も考えていなかった?

秦国は今回の趙国への侵攻において、三十万人分の兵糧など、人員や金銭面の両方で莫大な損害を被りました。

戦は負ければこうなると言えばそれまでですが、負けた際のことを嬴政や昌文君は一切考えていなかったのでしょうか。

六将のうちの一人である桓騎が討たれ、更にもう一人の六将である王翦を総大将とした戦で2連敗を喫したわけですから、他国がこのチャンスを傍観しているはずがありません。

戦う前から負けることを想定するなど、勝つ気がないと捉えることもできますが、全く考えていなかったとなると、秦の国王の立場からしたらあまりにも愚策です。

実際に李牧は、1年間くらい策を張り巡らせていたわけであり、秦国が負けることは戦う前から決まっていたようなものですよね。

正直、ここまでの流れからすると、普通の国なら最初に滅びるのは秦国で間違いないところですが、ここで李斯が姚賈を見逃したことが活きてきそうですね。

 

キングダムネタバレ801話の考察|姚賈が裏で動いている?

兵だけで2年で20万も失った国に対して、しかも中華を統一するという自国を滅ぼそうとしていた国に対して他国が取る行動としては、逆に総攻撃を仕掛けるか合従軍を組む流れになるのが普通です。

しかも、秦魏同盟を組むために什虎という重要な場所を魏に提供しており、その同盟期限も間もなく切れることを考えると、絶体絶命になるはず。

しかし、そこは姚賈が裏で動くことにより回避する展開となるのでしょうか。

合従軍を組ませないことですが、これは容易ではありませんが、何十年も色々な国のスパイとして潜伏していることでそれができるというのは、秦国にとっては大きなメリットです。

逆に言うと、これしか防ぐ方法はなさそうですが、ここで昌平君の三本の柱ですよね。

 

キングダムネタバレ801話の考察|昌平君のいう戸籍作りとは…

昌平君が三つの柱の一つとして掲げたのが、「戸籍作り」ですが、これは今後の中華統一にどう関係してくるのでしょうか。

これはおそらく、歴史上で商鞅(しょうおう)という人物が行ったとされている変法(へんぽう)と呼ばれる国政改革のことを指しているものだと思われます。

商鞅とは、キングダムでも過去に名前に上がったキャラクターでもありますが、すでに過去の人となっていますが、秦史において、范雎(はんしょ)と並んで二大丞相とされていた人物と紹介されています。

その商鞅の変法の中に、「戸籍を設け、民衆を五戸、十戸で1組に分ける什伍の制」というものがありますが、今回の昌平君の戸籍作りはおそらくこちらを指すものだと思います。

簡単に言うと、この組の中で罪を犯した者がいて訴え出ない場合は、組全体が罰せられるといった連帯責任制度です。

逆に訴えた者は、戦争で敵の首を取った功績と同じものが与えられるといったところです。

キングダムでは、こちらを昌平君が提案した形を取ったということでしょう。

 

キングダムネタバレ801話の考察|三本の柱、残り二つはなに?

そうなると俄然気になってくるのが、三本の柱のうちの残り二つがどういったものなのかというところでしょうか。

前述した変法には、第一次変法、第二次変法があり、戸籍に関しては第一次変法です。

それでは詳しく見ていきましょう。

第一次変法

  • 分異制…一つの家に二人以上の成人男子がいれば分家しなければならず、分家しない者は賦税を倍加するもの⇐未開地を開拓する、生産性を高める
  • 軍功報奨制…戦での武功をあげた者には、その功績に応じて賞与を与え、私闘する者には、処罰するもの
  • 爵位制…宗室や貴族でも、武功をあげねばその爵位を降下させるもの、いわゆる世襲制度の廃止
  • 重農抑商主義…その名の通り、農業を進めて商業を抑止すること。商業を抑制することで、農業に励む人を増やし、未開地の開拓させる目的

第二次変法

  • 父子兄弟が一つに家に住むことを禁じた
  • 中央集権化の徹底…全国の集落を県に分け、令(長官)、丞(補佐)を置いた
  • 田地の区画整理…これまで貴族に有利な制度であった井田制を廃止した
  • 度量衡の統一…計量に用いる長さ、量、重さの基準を定めた

上記の中から、残りの二つがあると思われますが、おそらくそれは分異制と爵位制ではないかと予想します。

分異制は、重農抑商制と少し被る面はありますが、目的は未開地の開拓させる目的です。

秦は広大な土地があり、それを優位に使うためには、未開地の開拓は必要不可欠ですあり、そこから最終的には中央集権化の徹底に結び付くと思います。

爵位制も、秦国を強くするためには必要不可欠であり、軍略と武力の両方に長けている昌平君が提案しそうな制度ですよね。

おそらく、この制度がきっかけで昌平君の今後の明暗が分かれてきそうであり、ここは選ぶと思われます。

信や桓騎が低い身分から将軍なっていますから、軍功報酬制度はすでにキングムの秦国には適用されている制度ですよね。

 

キングダムネタバレ801話の考察|爵位制は諸刃の制度

前項で少し爵位制ですが、この制度は明らかに諸刃の制度と言えるでしょう。

この制度を作ることにより、貴族などの地位の高い者達からの反発は避けて通れないからです。

昌平君の今後については、史実からはある程度読み取れますが(キングダムで史実通りいくとは限らないが)、そのきっかけになるのが高位の者たちからの爵位制への反発になりそうな気がしています。

詳しい説明はこの場では避けますが、いずれ昌平君は秦国を去ることが予想されますので、それを爵位制と結び付ける展開はあるのではないでしょうか。

 

キングダムネタバレ801話の考察|戦はしばらくおあずけ?

戦争改革のための昌平君のいう三つの柱は、今後は戦はしばらくおあずけとなりそうです。

いわば、国として強くなるために下積みの期間に入る可能性が高いからであり、他国との争いは避けるでしょう。

まあ、攻め込まれる展開も無きにしも非ずですが、そこは前述したように姚賈の働きに期待したいところですね。

史実上でも番吾の戦いから韓攻略までは2年あるわけで、この間に戦争改革を推し進めるわけであり、漫画としては「ここから2年の時が経過した」というナレーションで一気に時が進む可能性もあるのではないでしょうか。

ただ、その間にキングダムオリジナルストーリーが入ってくることもありそうで、そうなると考えられるのは李信の結婚話あたりなんじゃないかと思っています。

 

キングダムネタバレ801話の考察|李斯は昌平君の提案に好感を持つ?

昌平君が、嬴政と昌文君の前で中華統一の道へ戻るために、戦争改革として三つの柱の提案をしていましたが、嬴政と昌文君は納得する以外にないとして、それらを高官に話す際に、特に李斯は納得するのでしょうか。

中華統一に関して「夢想の話」とまで言い放った李斯でありますから、再度中華統一への道へ戻るための提案を昌平君からされることに対しては、反発しそうですよね。

しかし、姚賈などの間者を手の内に入れている李斯を説得しないことには、秦の存亡の危機に関わってくると見ています。

秦魏同盟の期限が切れることにも触れており、やはり李斯はかなり他国の情勢を意識していることは間違いありません。

昌平君の三つの柱に関して、その説明の仕方も、つまりどう説得するかによっても今後の展開が変わってきそうです。

 

キングダムネタバレ801話の考察|馮却(ふうきょう)の人物像は…

今回、咸陽での高官たちの議論の場に突如現れた馮却(ふうきょう)という人物、次期丞相候補の一人と注釈もついていましたが、今後はどう物語に絡んでくるのでしょうか。

馮却は史実にも登場しており、キングダムのオリジナルキャラクターというわけではありません。

今後、ここで馮却が登場したことも意味がありそうで、昌平君、昌文君の後に丞相となるのはほぼ間違いないでしょう。

他の高官たちがうろたえている中、李斯と並び現実と向き合っているところを見ると、論理的に進めていくようなタイプでしょうか。

今回犠牲が多かった北部の人に対して、補償手厚くすることも進言しており、割と民衆を大事にするタイプの人物なのかもしれません。

今後の活躍に期待したいですね。

>>最新話のネタバレ考察<<

 

キングダムネタバレ801話

キングダム801話の内容が判明したため、文字のみでお届けします。

なお、ここからはネタバレがあるため、注意してください。

 

キングダムネタバレ801話|強制徴兵令の発令

戸籍作りの目的は、秦国内における成人男性の人数の把握につとめて、趙国侵攻で失った兵士の補填を行うものでした。

しかし、これには批判や暴動が起こりかねないと昌文君は訴えていましたが、昌平君は半年で兵士30万人を生み出す必要があると跳ね返していましたね。

大王にも恨みを持つ可能性も示唆していましたが、そんなやり取りを聞いていた嬴政は、迷うことなく承諾していました。

嬴政の志は、とにかく中華統一への道を復活させること、そのためにはすべてを捧げる覚悟があるようです。

 

キングダムネタバレ801話|二つ目の柱は軍の編成改革

二つ目の柱は、軍の編成改革であり、李信、王賁、蒙恬の三人を将軍以上の将軍に昇格させるとのことでした。

これは、大将軍にするというわけではなく、大将軍の一歩手前といったところですね。

飛信隊、玉鳳隊、楽華隊の軍の数を増やして、それぞれの軍の幹部を将軍に昇格させるものでした。

 

キングダムネタバレ801話|韓討伐への第一歩

玉鳳隊と楽華隊には、魏と趙からの援軍を食い止めてもらい、飛信隊は騰軍との連合軍を組み、韓討伐を命ぜられました。

蒙恬や王賁はすぐにピンと来ていましたが、李信は最後までわかっていなかった分、驚きを隠せないでいました。

そして、決行するのは来年となるようです。

 

キングダムネタバレ801話のまとめ

キングダムネタバレ801話を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

昌平君からの三つの柱のうち、二つまで明かされました。

特に軍の編成改革はなかなかの驚きでしたが、これには一つ目の柱が立たなければ、二つ目の柱も立たない、つまりセットで考えねばなりません。

そうなると、三つ目の柱はおそらく……。

以上、「キングダムネタバレ801話|二つ目の柱は軍の編成改革」と題してお届けしました。

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