2024年7月11日（木）発売の週刊ヤングジャンプに掲載予定であるキングダムネタバレ803話をお届けします。
前回のキングダム802話では、文官たちの慌ただしさ、王翦による敗戦の弁、飛信隊の結束力が描かれた形でしたね。
特に李信の韓攻略における覚悟がどれくらいのものか、それがどういう風に描かれるのか、非常に楽しみですよね。
李信は、韓の人々に対して情がわいていないといいのですが…。
キングダム802話についての、ネタバレや感想考察をお伝えします。
今回は「キングダムネタバレ803話｜韓攻めの本当の目的」と題してお届けします。
キングダムネタバレ803話の考察
今後のキングダムはどうなっていくのでしょうか。
これまでのエピソードをもとに、今後の展開を考察してきたいと思います。
なお、キングダム802話までのネタバレがありますので、ご注意ください。
キングダムネタバレ803話の考察｜韓攻略の意図は？
昌平君の戦争改革の3つ目は、結局は韓攻略でしたね。
戦争改革の三本柱をまとめておくと、
- 戸籍作り
- 軍の編成改革
- 韓攻略
ということになるわけですが、なぜ韓攻略が戦争改革の一つとなるのか。
もちろん、中華統一という点に関しては韓攻略は何ら不思議ではないですが、今回は中華統一の道へ戻るための戦争改革です。
そう考えると、一見腑に落ちないわけですが、これは秦国の強国としての威厳を復活させることが狙いではないでしょうか。
秦国は、対李牧において六将の一人である桓騎を失い、更に六将の王翦を総大将に添えて必勝を掲げましたが、敗北を喫しました。
やはり六将を復活させた後に、この２連敗は非常に大きい敗北であり、普通なら他国は一気に畳みかけてくる場面です。
その前に、六国のうち比較的狙いやすい韓を滅ぼし威厳を保つのが狙いとしか考えられません。
しかも、大将軍の一つ下に位置するであろう「軍容を大きくした隊の編成」として、飛信隊、玉鳳隊、楽華隊の存在を世に知らしめることもできれば、再び強さの威厳が保たれるはずです。
飛信隊の李秦は強さは、既に大将軍級と言っても過言ではないですし、韓攻略で大きな武功をあげれば名実ともに天下の大将軍が見えてきそうです。
キングダムネタバレ803話の考察｜飛信隊は人材不足？
ここで振り返っておきたいことは、飛信隊、玉鳳隊、楽華隊の3隊が軍容を大きくした形ですが、玉鳳、楽華は2人が将軍に昇格したのに対して、飛信隊は羌瘣1人だけでした。
正直、将軍に昇格できる適任者が他にいるかと言われれば、確かにいないですよね。
しかも、羌瘣は今後、史実からは飛信隊を抜ける可能性すらあるわけで、今後は隊としてどうなんだと心配になるレベルです。
個人的には、ここで那貴がいればなあとも思ってしまいますね。
そういった状況を防ぐために考えられることといえば、やはり今回6万もの兵を従えるわけですから、将軍クラスの人材が改めて入ってくる可能性が高そうですよね。
どう考えても、河了貂の言葉は前振りでしょう。
そう考えると、そのために将軍のポジションを1つ空けていると思えますね。
キングダムネタバレ803話の考察｜韓を滅ぼせるのか
韓討伐が来年控えているわけですが、李信たちは韓を滅ぼすことができるのでしょうか。
まあ、中華統一が最大目標であり、秦国としてはもう後がないという視点から考えても間違いなく滅ぼすことになるのでしょうが、壮絶な戦いになることは間違いないですよね。
「国を亡ぼす戦いはまだ誰も経験していない」という王賁の言葉が、壮絶な戦になることを物語っていますし、一度李信が韓を訪れているということも、ポイントになるでしょう。
もちろん、韓攻略のための下見という点では良いことなのですが、韓の人々と関わりを持ったという点は、非常に厄介ですよね。
李信も、自身の手で韓を滅ぼす現実と向き合うことは、漠然と想像しているわけですが、李信のような優しい性格の持ち主には関わりを持ったということは足かせ以外になりません。
韓攻略において、李信の葛藤なども大きなテーマとして描かれそうですよね。
キングダムネタバレ803話の考察｜王翦の想い
王翦軍内のやり取りも描かれていましたが、王翦が「李牧には大いなる弱点がある」ということを述べていたは印象に残りましたね。
なぜ弱点を突かなかったのかということは、キングダムで王翦を見てきた者達には非常に疑問に思うことですよね。
だって、王翦は勝てる戦しかしない将軍ですよ？
弱点を突かなかったという理由についても、弱点を突かなくても勝てる算段があり、勝って李牧の首を刎ねるか、配下にするかであったと述べていましたが、おそらく李牧を配下にしたかった思いが強かったからでしょう。
以前にも一度李牧に対して配下になるよう言っていましたし、相当李牧が欲しかったんでしょうね。
そんな想いが先走り、結果として自分の配下である亜光や田里弥も死んでしまったわけで、王翦は一体どんな想いなんでしょうか。
やはり、もう二度と勝てる戦しかしないと心に決めているように思いますね。
キングダムネタバレ803話の考察｜李牧の弱点とは
それでは、王翦の言う李牧の大いなる弱点とは一体何なのでしょうか。
それは恐らく、趙にいる郭開のことをさしているんじゃないでしょうか。
李牧は、他国にばかり目を向けており、自国にはあまり警戒していないような人物です。
そんな人物であることを王翦が知っているということもおかしな話ですが、おそらく王翦は間者を通じて情報を得ているのではないでしょうか。
そうでなければ、いつでも殺せるという言葉の信憑性がありません。
今後は郭開を使って、李牧を死に追いやる算段を王翦が取るのか、それとも李斯が姚賈を通じて郭開をい使うのか、ここは非常に楽しみなポイントですね。
キングダムネタバレ803話の考察｜玉鳳や楽華は援軍を防ぐことができる？
魏と趙からの援軍を防ぐために、楽華と玉鳳が抜擢されている形ですが、こちらも一筋縄ではいかないでしょう。
特に魏は、重要地である什虎を与えられたことは、本当に大きいですよね。
秦との同盟の三年間は、什虎に色々作ったり、拠点を構えた際に侵攻のシュミレーションなど、様々な面で想定しているわけでしょうから、非常に大きなアドバンテージがあるはずです。
そこから同盟解除と同時に攻め込まれたりした際に、楽華と玉鳳だけで（だけといっても両方で10万の軍だが…）防げるかは正直疑問ですよね。
更にここに李牧率いる趙国が攻め込んでくると、到底太刀打ちできるとは思えません。
飛信隊以上に、こちらの方が厳しい戦いになる可能性すらありますね。
キングダムネタバレ803話の確定速報
キングダム803話の内容が判明したため、文字のみでお届けします。
ここからは、ネタバレを含みますので、十分注意してください。
キングダムネタバレ803話の確定速報｜戸籍作りに奮闘する文官たち
文官たちが戸籍作りに奮闘する姿が描かれましたが、それはわかっていた通り簡単なものではありませんでした。
咸陽も把握できていない未開拓の地を探し、そこで暮らす人々を説得すること、二重に難しいようです。
時には、武力で説得させるような場面もあり、皆が納得するという方法はもはや選べないのでしょう。
それでも、三本の柱の一つをなんとしても達成させるべく奮闘した結果、戸籍作りが実を結び、二十万規模の兵力が生み出されたました。
キングダムネタバレ803話の確定速報｜韓を滅ぼす目的は…
そこから時が経ち、物語は韓攻めの時代へと移ります。
韓攻めを任された、騰軍と飛信隊が集結し韓攻めについて話し合います。
そこで、韓攻めの本当の目的が明白となりました。
それは、趙を滅ぼすために韓の領土、人、金を奪い、再び李牧へ立ち向かうということのようです。
キングダムネタバレ803話の確定速報｜韓攻めは簡単ではない
騰から、韓攻めが簡単ではないことの説明がありました。
やはり、難点は魏と趙が助け船を出してくることのようで、それが理由でどこの国も韓を滅ぼすことができなかったようです。
今回は、魏と趙を楽華と玉鳳が抑えている間に、韓を滅ぼさなければならないわけですが、その期限は2年間であるとのことです。
どう考えても厳しい戦いになることはわかっているわけで、各々が作戦を考えるよう騰から支持があったわけですが、なにやら羌瘣には策があるようで……。
キングダムネタバレ803話まとめ
キングダムネタバレ803話を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
昌平君のいう三本目の柱「韓攻め」、真の目的が判明しました。
想像以上に厳しい戦いとなりそうな韓攻めですが、羌瘣が発する策が大きなポイントとなりそうですね。
以上、「キングダムネタバレ803話｜韓攻めの本当の目的」と題してお届けしました。
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