週刊ヤングジャンプで連載中の大人気漫画『キングダム』。
実写映画化は第4弾の公開が迫り、原作となる単行本は、最新72巻まで発売しています(2024年6月現在)。
映画やアニメなど、原作以外から『キングダム』を知った人の中には、漫画を読んでみたいなと思っている方も多いのではないでしょうか?
また、『キングダム』の世界では史実がどのように描かれているのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、いざ読みたいと思っても72巻と巻数が多いとちょっと躊躇ってしまいますよね…。
『キングダム』のあらすじや何巻にどんな内容が描かれているかが簡単にわかると、漫画が手に取りやすいですよね!
そこで今回は、『キングダム』のあらすじについて簡単に解説していきたいと思います!
ざっくりとではありますが、巻数ごとにどのような内容が描かれているかも併せてご紹介しますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
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Contents
キングダムのあらすじを簡単に解説
それでは早速、『キングダム』のあらすじを簡単に解説していきたいと思います。
漫画『キングダム』では史実を基に、中華統一を目指す嬴政(後の秦の始皇帝)と、そんな政の下で「天下の大将軍」を目指す主人公の信を中心とした物語が描かれています。
史実を基にした物語ではありますが、実際に残されている記録からもわかるようにこの時代の情報があまりなく、曖昧であることから作者:原泰久先生のオリジナル要素が多く含まれているようです。
あらすじ
秦のとある場所に、信と漂という2人の少年がいました。
奴隷同然の生活を送る中で、幼馴染であり親友である2人は、いつか「天下の大将軍」となって共に歴史に名を刻もうと約束をし、日々剣術の修行に励んでいました。
そんなある日、秦国の偉い人の目に留まった漂は身請けされていきます。
1か月後、突然、瀕死の漂が帰ってきては信に願いを託し、そのまま息を引き取ってしまいます。
願いと共に漂から託された地図の場所にいってみると、そこには死んだはずの漂がいて…?!
キングダムのあらすじを簡単にざっくり巻数ごとに紹介
ここからは、『キングダム』のあらすじをざっくりとではありますが、巻数ごとに分けてご紹介していきたいと思います。
現段階で『キングダム』は、下記のように分けられています。
内容 | 巻数 | |
国内統一編 | 王都奪還編 | 1 ~ 5巻 |
蛇甘平原編 | 5 ~ 7巻 | |
刺客急襲編 | 8 ~ 10巻 | |
馬陽防衛編 | 11 ~ 16巻 | |
山陽平定編 | 17 ~ 24巻 | |
合従軍編 | 25 ~ 34巻 | |
屯留編 | 34 ~ 35巻 | |
著雍攻略編 | 35 ~ 37巻 | |
毐国反乱編 | 37 ~ 40巻 | |
六国征覇編 | 黒羊丘編 | 41 ~ 46巻 |
鄴攻略編 | 46 ~ 60巻 | |
什虎攻略編 | 60 ~ 62巻 | |
武城・平陽編 | 62 ~ 64巻 | |
趙北部攻略編 | 65 ~ 72巻(最新) |
それぞれ、どんな内容が何巻から何巻までに描かれているのか?詳しく見ていきましょう。
キングダムのあらすじ|国内統一編(1 ~ 40巻)
『キングダム』は現在、2つのブロックに大きく分かれており、その内の1つである国内統一編は、1 ~ 40巻に跨いで描かれています。
王都奪還編(1 ~ 5巻)
王弟反乱から嬴政との邂逅は、1 ~ 5巻に描かれています。
あらすじ
紀元前245年、秦(中華の西にある国)に戦災孤児の信と漂という2人の少年がいました。
幼馴染み兼親友の2人は、下僕としての生活を抜け出し、将来「天下の大将軍」として歴史に名を残そうと日々、鍛錬に励んでいました。
ある日、2人が修業をしているところに秦の大臣である昌文君が通り掛かり、漂に目を付けます。
漂は身請けされたことで2人は離れて暮らすことになります。
漂に想いを馳せながら送る生活が1ヵ月経った頃、突然、信の前に瀕死状態の漂が帰ってきます。
大将軍になる夢と地図を信に託して、命尽きる漂。
漂の想いを胸に地図が示す場所へ行くとそこには、政という死んだ漂と瓜二つの少年がいました。
政が秦国の若き王だと知った信は、漂は政の影武者となったことで命を落としたのだと憤りを覚えます。
漂の死について状況を理解するものの、納得のいく答えを聞く間もなく、政を追ってくる刺客と対峙することになった信。
王弟の反乱に巻き込まれた親友・漂の死と秦王・政との出会いをきっかけに始まる波乱万丈な人生の行く末はいかに…!
蛇甘平原編(5 ~ 7巻)
蛇甘平原の戦いから信の初陣は、5 ~ 7巻に描かれています。
あらすじ
政は、中華統一に向けた第一歩として魏への侵攻を始めます。
15万の秦軍の中には、漂との約束を胸に抱いた信の姿もあり、羌瘣、尾平たちと組になって戦いに臨んでいました。
しかし、進軍するも後手に回ったり、地理的状況から劣勢を重ねる秦軍の被害はどんどん大きくなるばかり…。
秦軍の歩みが思うようにいかず、信たちが孤軍奮闘する中、千人将である縛虎申が魏の副将・宮元の布陣する丘へ突撃します!
果たして、その結果はいかに…?
そして、突然、信の前に現れ、武将とは何かを教える人物…その正体とは。
刺客急襲編(8 ~ 10巻)
秦王暗殺計画は、8 ~ 10巻に描かれています。
あらすじ
信が百人将に昇格した3か月後の夜、事件が起こります。
昌文君の協力者が何人も暗殺されるという事態に、周りでは警戒を一層深めましたが、暗殺者たちの真の狙いは政でした。
政の護衛として王宮に送りこまれることになった信は、政と合流した後、共に脱出を図りますが、何者かよって逃げ道が塞がれてしまいます…。
そこに現れたのは、かつて戦を共にした人物でした。
しかし、信とその人物は対峙することに…。
馬陽防衛編(11 ~ 16巻)
馬陽の戦いから飛信隊躍進は、11 ~ 16巻に描かれています。
あらすじ
始皇3年、秦の大将軍である蒙驁が20万の軍勢を率いて韓に侵攻します。
1ヶ月の間に11もの城を落とす快進撃となりましたが、その隙を狙って趙三大天の龐煖率いる12万の軍勢が馬央、馬陽に侵攻してきました。
秦は王騎、蒙武の部隊に加え、信率いる特殊百人部隊・飛信隊も出撃させることに。
戦が始まるも秦左軍は趙右軍の将・馮忌の策により大損害を出してしまいます。
そんな中、王騎から特命を受けた飛信隊。
信たちは、中華統一に向けた戦の皮切りで重要な役割を果たすことができるのか…!
山陽平定編(17 ~ 24巻)
山陽大攻略戦(17 ~ 23巻)と幕間から山陽平定(23 ~ 24巻)の2つに分けて描かれています。
あらすじ(山陽大攻略戦)
前回の戦いで手柄をあげたことにより、三百人将へ昇格していた信は、その戦いで惜しくも命を落とすことになったとある人物から矛を託されていました。
始皇4年、呂不韋の企てで趙の宰相である李牧が秦を訪問。
李牧の提言により秦趙同盟が締結したものの、その後の宴席で、李牧を戦場で倒すと豪語する信の姿も見受けられます。
戦場では若い将が次々と手柄をあげる一方、政は打倒呂不韋への協力を頼むため太后の元へ出向きます。
しかし、太后は呂不韋と密通していたことが発覚し、協力要請はおろか、政は積極的に攻撃を仕掛けることに…。
始皇5年、蒙驁率いる20万強の軍勢と元趙三大天である廉頗率いる魏軍が対峙します。
秦軍は魏の城を落としながら進行をしていきましたが、廉頗四天王の輪虎により千人将が次々と暗殺されてしまいます。
これにより再編成を図る秦軍は、臨時千人将へ王賁、蒙恬、信を昇格させて戦いに挑むことに…。
あらすじ(幕間から山陽平定)
前回の戦いによる論功行賞で、正式に千人将へ昇格した信。
そんな信率いる飛信隊は、姉の仇のために一時戦線離脱した羌瘣(軍略の要)の不在で戦に敗れ続けていたが、とある人物の加入により救われ、山陽平定に活躍することに成功します。
危機を救ってくれた人物とは、一体…?
合従軍編(25 ~ 34巻)
合従軍襲来から函谷関攻防戦(25 ~ 30巻)と合従軍襲来から蕞攻防戦(30 ~ 34巻)の2つに分けて描かれています。
あらすじ(合従軍襲来から函谷関攻防戦)
始皇6年、楚軍が秦へ侵攻したのを皮切りとして魏・趙・韓・燕・斉の軍が次々と侵攻を開始します。
各国はそれぞれ動いたわけではなく、総大将に楚宰相である春申君、参謀に李牧を配置した六国連合・合従軍だったのです。
そんな合従軍を迎え撃つべく、秦は国内全戦力を動員して戦いに挑むことに…!
あらすじ(合従軍襲来から蕞攻防戦)
秦軍が勝利に浮かれる中、合従軍から離れた李牧は、別動隊を率いて南の秦国門・武関の内側の城を次々と落として侵攻していました。
これにいち早く気付いた麃公軍は急いで後を追い、さらには李牧の守りを突破して本陣へ到達します。
しかし、麃公が龐煖との一騎討ちの末に討たれたことで、信を始めとする残された者たちは咸陽へ向かうことに…。
一方その頃、政は自ら出陣をします。
咸陽を守る最後の城である蕞で信たちと合流し、政の檄で奮起した民兵(蕞の住民)と共に李牧軍を迎え撃つことに…!
屯留編(34 ~ 35巻)
成蟜の乱は、34 ~ 35巻に描かれています。
あらすじ
始皇7年、危篤状態となった蒙驁の元へ、信と蒙恬が駆けつけます。
同じ頃、政に子供が誕生、また、戦いの場では王翦と桓齮が魏の慶都を落とすなど活躍をしていました。
しかし、各国では李牧や春申君を始めとする要人たちが合従軍敗戦の責任で左遷され、政争激化してしまいます。
一方、秦では政の陣営が蕞以降に勢力を拡大、成蟜も精励していましたが、呂不韋陣営との権力争いは難航。
反乱まで起きる事態に…!
著雍攻略編(35 ~ 37巻)
著雍の戦いは、35 ~ 37巻に描かれています。
あらすじ
魏の重要な場所である著雍を奪い取るべく動く秦軍。
総大将に呉鳳明を置いた魏軍の鉄壁の布陣に対して王賁は、録嗚未軍・玉鳳隊・飛信隊の3軍が3日目の正午に魏軍本陣に突入する策を立案します。
決行されることになりますが、初日に信が凱孟と一騎討ちを繰り広げる中、河了貂が敵に拉致されてしまい…。
毐国反乱編(37 ~ 40巻)
加冠の儀は、37 ~ 40巻に描かれています。
あらすじ
毐国の建国を宣言した太后。
どんどん拡大していく毐国に、秦は何もできずにいました。
一方、王賁と共に五千人将に昇格した信により、飛信隊は八千人隊となっていました。
始皇9年、政は旧都の雍で加冠の儀を執り行い、正式に成人します。
しかし、毐国軍が函谷関をすり抜けて咸陽へ侵攻を始めていました。
飛信隊と蕞の兵が討伐に向かう一方で、加冠の儀を終えた雍では昌平君が呂不韋の元から離れ、昌文君と共に毐国軍の討伐へと向かっていました。
政と呂不韋は、互いに容赦ない弁論を交わし、その中で呂不韋は金を操って国を治めることを口にします。
呂不韋からの言葉を受けた政は、戦争をなくすために中華を統一することを宣言。
その決着を咸陽の戦いに委ねることに…。
キングダムのあらすじ|六国征覇編(41巻 ~ )
大きく分けた『キングダム』の物語2つ目の六国征覇編は、41 ~ 72巻(最新)まで描かれており、現在も連載は続いています。
黒羊丘編(41 ~ 46巻)
黒羊丘の戦い(41 ~ 45巻)と幕間から斉趙来朝(45 ~ 46巻)の2つに分けて描かれています。
あらすじ(黒羊丘の戦い)
15年で中華を統一するという大構想を信に明かした政は、秦の実権を掌握できるようになっていました。
楊端和の率いる山の民が魏の要所である衍氏へ侵攻し、陥落させる一方、楚では、考烈王、春申君もが亡くなってしまいます。
2人の死により、実権を握った李園は、媧燐と共に楚宰相へ就任します。
始皇10年、密林地帯の黒羊丘にある5つの丘の奪取するため、秦軍と趙軍が動き出します。
秦からは飛信隊と桓騎軍5万の軍勢が、対して趙からは総大将に慶舎と離眼城主である紀彗を配置した7万の軍勢が出陣します。
対峙する両軍、黒羊丘を占領するのは一体…?
あらすじ(幕間から斉趙来朝)
桓騎軍との刃傷沙汰で武功が取り消しとなった信が内地へ帰還する頃、蔡沢の手引きで斉王の王建と李牧が咸陽へ来朝していました。
斉王との会談で「法」で国を治めると語る政。
それに感銘を受けた斉王は、事実上の降伏宣言を告げます。
また、李牧は謁見と「七国同盟」を提案しますが机上の空論だと一蹴されてしまいます。
李牧は咸陽を去ることに…。
一方、統一後の法の作成のために李斯を招き入れた昌文君は、趙王都である邯鄲の喉元にある鄴を狙うという奇策を献言し…。
鄴攻略編(46 ~ 60巻)
鄴攻略編では、鄴攻めが描かれ、内容が更に細かく5つに分かれています。
①秦趙連合軍戦(46 ~ 48巻)
②朱海平原の戦い【前半】(48 ~ 52巻)
③橑陽攻防戦(49 ~ 53巻)
④朱海平原の戦い【後半】(53 ~ 58巻)
⑤李信将軍誕生(58 ~ 60巻)
あらすじ(鄴攻め)
①秦趙連合軍戦
昌平君が提案した趙王都である邯鄲の鄴を狙う奇策が始皇11年、ついに完成します。
王翦は20万超の連合軍を率いて出陣し、その中には楊端和、桓騎をそれぞれ大将とした軍もいました。
そんな秦軍が侵攻を進める中、秦の狙いが鄴だと気付いた李牧は邯鄲へと急ぐ…。
②朱海平原の戦い【前半】
李牧による攻撃で崩壊寸前となった麻鉱軍を立て直した蒙恬は臨時将軍に昇格し、秦左軍の将となります。
互角以上の戦いが繰り広げられる中、鄴の兵糧が秦軍より多いと気付いた李牧は長期戦を見越し、膠着を続けることに。
そんな事態を打破すべく、飛信隊と玉鳳隊の両隊で岳嬰を挟撃を試みるが…?
③橑陽攻防戦
飛信隊と玉鳳隊が岳嬰を挟撃する一方で、楊端和軍は遼陽軍を相手に圧倒していました。
しかし、李牧の副官である舜水樹が到着すると趙軍は橑陽城まで退くことになります。
橑陽城城主のロゾ率いる犬戎族の加勢もあってか、膠着状態にまで陥り、さらには援軍が預かる兵糧が焼かれてしまう事態に…。
④朱海平原の戦い【後半】
楊端和軍が舜水樹軍と戦う一方で、亜光不在の秦右軍は、本陣からの指示もなく、とうとう兵糧も尽きかけ、絶望的な状況に陥っていました。
飛信隊と玉鳳隊の秦軍と趙左軍の激しい戦いが繰り広げられる中、秦右軍では信を大将に置くという決断がされます。
一方、王翦兵によりほとんどの兵糧が焼失してしまうという鄴での一報を受けた李牧は、守り体勢から一遍、攻撃態勢に転じ、王翦軍と激戦を繰り広げます。
次々に敵軍を突破しては、李牧本軍へ近づく秦の軍勢。
いよいよ、李牧目前と迫ったときに立ちはだかる龐煖の姿。
信は龐煖と一騎打ちをすることに…!
⑤李信将軍誕生
朱海平原から撤退した李牧は全軍で鄴へ向うも、王翦軍の精鋭部隊による追撃に幾度も足止めされてしまいます。
兵糧不足により暴動が発生した鄴では、内側から城門が開いたそのときに桓騎軍が突入、そのまま陥落させられてしまいます。
秦軍にも兵糧不足の問題はありましたが、斉から買い入れることができ、事態は免れました。
侵攻を進める中、敗戦の罪で投獄・斬首が李牧に言い渡されたと趙将の扈輒が知ったことで状況が変わり…?
什虎攻略編(60 ~ 62巻)
什虎城攻略戦(60 ~ 61巻)と羌礼の来訪から六大将軍復活(61 ~ 62巻)の2つに分けて描かれています。
あらすじ(什虎城攻略戦)
鄴攻略後、秦軍は邯鄲攻略を目指していましたが、その手前の防衛線すら突破できずにいました。
昌平君は魏に対して、楚の重要地点である什虎を合同で落とさないかと打診しにいきます。
什虎を落とした後、そのまま魏へ譲渡することで3年間の同盟を組もうと提案したのです。
同盟を結ぶため、什虎へ向けて進軍した蒙武に対して亡国の残党たちで構成された什虎軍が出陣してきます。
月地平原で激突する両軍。
そこに騰軍、項翼・白麗軍に加え、同盟を了承した呉鳳明率いる魏軍が、次々と参戦し…。
あらすじ(羌礼の来訪から六大将軍復活)
前回の結果により秦魏同盟を締結した両国はそれぞれ、秦は趙への侵攻を強め、魏は韓への侵攻を開始します。
戦場では楽華軍、玉鳳軍が共に活躍していました。
しかし、反対に飛信隊には劣勢が続いていました。
そんな中、飛信隊に現・蚩尤である羌礼が加入することになりますが、加入した目的は羌瘣を殺すことで…。
武城・平陽編(62 ~ 64巻)
62 ~ 64巻に武城・平陽攻略戦が描かれています。
あらすじ
六大将軍となった王翦、桓騎、楊端和は、武城・平陽の攻略を目指して出陣します。
趙軍に猛攻撃を掛けるも険地である影丘に差し掛かるとほぼ壊滅してしまったり、扈輒軍24万と激突するも劣勢が続いてしまったりと思うように戦いは進みませんでした。
そんな中、壊滅状態となった玉鳳を救出した飛信隊。
扈輒の側近である岳白公軍と対峙し、王賁の助言によって影丘の断崖の攻略に出ることに…。
趙北部攻略編(65 ~ 最新72巻)
秦趙宜安決戦(65巻 – 69巻)、韓非子招聘(70巻)、そして最新72巻までの番吾の戦いが描かれています。
あらすじ(秦趙宜安決戦)
邯鄲の南に築かれていた李牧による長城、これに気付いたのは昌平君でした。
昌平君は、趙北部の要所・宜安の攻略を図り、王翦軍と桓騎軍には長城を迂回し北上させました。
また、秦北東部では20万の大軍を興し、両軍の元へと向かわせました。
しかし、宜安の途中にある閼与の攻略を目指しますが、その際に多くの犠牲を出してしまい王翦は離脱することに…。
一方、東進する桓騎軍は包囲攻撃を受けます。
この状況を打破するために、桓騎軍の右翼である飛信隊は左翼である楽華軍の元へ移動し共闘。
包囲からの脱出を図ることに…。
あらすじ(韓非子招聘)
趙国の宜安に進出した秦でしたが、李牧の前に敗れ、桓騎軍は全滅してしまいます。
大敗を喫したことで国内にが重たい雰囲気に包まれる中、信は政に呼び出されます。
その内容は、六大将軍の騰と共に韓へ行き、王都・新鄭の下見と思想家・韓非子を秦へ丁重に招くようもので…。
あらすじ(番吾の戦い ~ 現在)
宜安戦の雪辱を果たすため、決戦の地である番吾を目指す秦軍。
総勢25万と集結した秦軍の中には、隊員を補充し、大幅に軍勢を拡大させた「新生飛信隊」の姿も。
戦いの幕が開けて早々に、亜光を討ちに戦場へと自ら現れた李牧を追う信。
一方、司馬尚率いる青歌軍が中央で進撃を始める…!
キングダム巻数ごとのまとめ
現在発売されている最新の72巻までで『キングダム』は、以下のように分けられています。
『キングダム』をこれから読み始める方も、もう一度読み返したいなと思ってらっしゃる方もぜひ参考にしてみてくださいね!
まとめ
今回は、『キングダム』のあらすじについて簡単に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ざっくりとではありましたが、巻数ごとにどのような内容が描かれているかも併せて簡単にご紹介しました。
『キングダム』が気になっているけど踏み出せなかった方、読み直したい部分があるけどどの巻だったかわからなかった方など、ぜひあらすじなども一緒に参考にしていただければ幸いです。
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