舞台は大正時代、父親の一存で、主人公・灯里はよく知らない男性と結婚することを決められてしまいます。
しかし、灯里の前に現れたのは、この世のものとは思えないほど美しい、謎めいた雰囲気を纏う青年。
「やっと会えたな 俺の愛する花嫁に……」
なんと彼は、人間と妖狐の血を引く存在だったのです。
『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』は、そんな許されぬ恋に翻弄されながらも、お互いを想い合う二人と、彼らを取り巻く様々な人間、そして妖たちの織りなす、切なくも美しい物語です。
今回は、数々の読者を魅了する『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』の魅力に迫り、そのあらすじと見どころをたっぷりご紹介します!
それでは、あらすじから物語を紐解いていきましょう。
時代背景や登場人物たちの関係性を知れば、作品の世界観にぐっと引き込まれること間違いなしです!
- 登場人物の詳細と役割
- 作品のあらすじ、ネタバレ、見どころ、感想レビュー
- コミックシーモアで試し読みが最適
- 作者の壮大な世界観
Contents
妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~のあらすじと見どころ
種族の壁を越え、惹かれ合う二人を待ち受ける波乱の物語『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』。
ここでは、あらすじや作者、ネタバレなど、たっぷりとご紹介していきます。
早速、妖狐との運命の出会いを果たした、大正浪漫の世界を覗いていきましょう。
- あらすじの概要
- 作者は
- ネタバレについて
- 試し読みならコミックシーモア
- 見どころについて
あらすじの概要
華村家に、双子の姉妹として生を受けた灯里と比呂。
灯里は、周囲から「華村家の双子は特別な力を持って生まれる」と期待されるも、姉の比呂とは違い、特別な力を持っていないと思い込まれていました。
力を持たない灯里は、周囲から正当な愛情を受けることはなく、母からは冷たくされ、双子の姉である比呂からは陰湿な嫌がらせを受ける日々。
使用人同然の扱いを受け、まともな教育すら与えられずにいました。
今日もまた、食事を抜かれ、空腹に耐えかねて庭になった果実を口にする灯里。
誰にも愛されない現実に、一人静かに涙を流していると、灯里の前に、この世のものとは思えないほど美しい、和装の男性が現れます。
「泣くな お前の悲しみは 俺が全て解き放ってやろう」
男性は、優しい声でそう告げると、そっと灯里の涙を拭い、どこへともなく去っていきました。
残されたのは、男性の温もりが残るハンカチと、一通の封筒。
謎の男性はいったい何者なのか、そして、灯里の運命は…?
作者はもものもと先生
作者のもものもと先生は、多彩なジャンルの漫画を描き分ける、実力派の漫画家です。
『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』のような和風ファンタジーから、『ヨル職シンデレラ』のような現代ロマンス、『トラップ~危険な元カレ~』のようなサスペンス要素のある作品まで、幅広いジャンルを手掛けています。
また、声優・橘田いずみさん原作の『リバティ』の作画を担当するなど、コラボレーションにも積極的です。
プライベートでは、猫とテニスをこよなく愛する一面も。
ネタバレについて
ここからはネタバレ注意!
気になる方はクリックして読み進めてくださいね。
灯里の出生の秘密(クリックして読む)
音の力に恵まれた一族、華村家に生まれた双子の姉妹、灯里と比呂。
姉・比呂が幼い頃に優れた予知能力を開花させる一方、灯里には何の力も現れません。
しかし、実は灯里こそが、古より伝わる「真の音姫」。
「邪神の呪い」を浄化する、特別な力を持つ存在だったのです。
その力に気づいた比呂は、灯里を疎ましく思い、両親を欺き、灯里を使用人同然に扱うように仕向けました。
比呂の暴走(クリックして読む)
灯里の前に現れた、この世のものとは思えないほど美しい青年・実琴。
九石家の当主である彼は、灯里を強引に花嫁として迎え入れます。
一方、灯里への嫉妬と、予知能力で見た自分の悲惨な運命を変えることに執着する比呂は、禁断の力に手を染めていきます。
そして、ついに邪神と契約し、恐ろしい存在へと変貌を遂げてしまいました。
実琴の家臣・紫月までも抱き込み、灯里を陥れようと企みます。
家臣の裏切りと実琴の真実(クリックして読む)
灯里は、実琴と比呂の結婚を望む紫月によって、再び使用人の立場に戻されてしまいます。
実琴への想いを胸に秘め、辛い日々を送る灯里でしたが、ある日、比呂が実琴に半裸で迫る衝撃的な場面を目撃してしまいます。
しかし、それは比呂の企みを探るための実琴の演技でした。
今までの灯里の人生を奪ってきた比呂に激怒した実琴は、狐の姿になり襲い掛かります。
一方で、実琴の真意を知らない灯里は、ただ混乱し、深く傷ついていました。
そんな中、灯里は、怪我をしたキツネの姿をした実琴と再会します。
灯里は、キツネが実琴だと直感し、彼の不安を和らげようと、心を込めて歌を歌います。
灯里の歌声は、実琴の傷を癒し、彼の心を穏やかにします。
そして、実琴は、灯里こそが幼い頃に出会った、運命の少女だと確信するのでした。
九石家の呪いと愛の歌(クリックして読む)
九石家の当主は代々、邪神の呪いにより短命で、死ぬと桜の木になる運命にありました。
12歳で当主となった実琴も呪いに苦しんでいましたが、出会った歌姫・灯里の歌声に生きる希望を見出します。
実琴を支える灯里ですが、邪神の企みは深く、実琴の側近・紫月は操られ、町は妖魔に襲われてしまいます。
実は比呂は、幼い頃に見た予知夢で、灯里こそが真の「音姫」だと気づいていました。
両親の愛情を独占するために比呂は灯里の能力を封じ、悪評を流していたのです。
比呂の嫉妬と邪神の暗躍により、灯里は窮地に立たされますが、実琴への愛を胸に歌い続けます。
感動した紫月は一瞬自我を取り戻し、邪神を内側から押さえつけます。
実琴は灯里を守るために戦いますが、紫月に止めを刺せません。
灯里の歌声は実琴の傷を癒し、二人は力を合わせて邪神に立ち向かいます。
愛の歌に怯む邪神の隙を見逃さず、実琴は灯里を抱え上げると、桜の庭へと走り出します。
「もう力を使ってはいけない これ以上使うとお前の命に関わってくる」
灯里を邪神の元へ戻らせないよう結界に閉じ込め、一人戦いに向かう実琴の決意は、固いものでした。
コミックシーモアで試し読み
『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』がどこで読めるか、気になりますよね。
こちらは、コミックシーモアで試し読みができます!
美しい絵で描かれる大正浪漫の世界、謎多き妖狐・実琴と、健気なヒロイン・灯里の織りなす切ない恋物語を、まずは試し読みで物語の冒頭を体験してみませんか?
コミックシーモアなら、会員登録なしでも試し読みできるので、雰囲気を掴んでから購入を検討することができますよ。
さらに!なんと今なら、1巻から7巻を10月31日まで無料で読むことができます!
実琴と灯里の恋の行方を、たっぷりお楽しみいただけます。
この機会にぜひ、コミックシーモアで『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』の世界に触れてみてください。
きっと、あなたも実琴様の虜になってしまうはず…!?
▼妖狐の旦那さまを試し読みするなら…
>>コミックシーモアで無料立ち読み
見どころについて
『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』のココが見逃せない!というポイントを3つにまとめてご紹介します。
- 美麗な絵で描かれる、妖しくも切ない物語
- クールな妖狐・実琴様にドキドキ!
- 個性豊かなサブキャラクターにも注目
きっと、あなたも『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』の世界に夢中になるはずです。
美麗な絵で描かれる、妖しくも切ない物語
まるで、大正時代にタイムスリップしたかのような感覚に陥る、繊細で美しい絵がとても魅力的です。
繊細で美しいく描かれる、ノスタルジックな風景や、華やかでありながらもどこか儚げな雰囲気を漂わせる登場人物たち。
着物や建築物など、当時の文化が丁寧に描写されているのも見逃せません。
そんな美しい世界観の中で描かれるのは、人間と妖狐…決して許されることのない、禁断の恋物語。
切なくも儚い、二人の恋の行方から、あなたはもう目が離せないはずです。
クールな妖狐・実琴様にドキドキ!
妖狐であるが故の孤独と、決して抗えない運命を背負いながらも、凛とした強さを持ち合わせる実琴。
その端正な顔立ちと、どこか影のあるミステリアスな雰囲気に、思わず心を奪われてしまいます。
灯里を溺愛する姿や、男らしく灯里を守る姿に、ドキドキが止まりません!
個性豊かなサブキャラクターにも注目
実琴と灯里を取り巻く、人間や妖たちも個性豊かで魅力的です。
二人の恋を温かく見守る者、二人の関係を快く思わない者、それぞれの思惑が複雑に絡み合い、物語はますます目が離せない展開になっていきます。
二人の恋路を彩る、魅力的なサブキャラクターたちの活躍にも注目です。
妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~のあらすじを更に詳しく
これまで、あらすじや気になるネタバレについてご紹介してきました。
ここからはさらに『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』の魅力を深く掘り下げていきます。
- 個性豊かな登場人物(キャラ)たち
- 感想レビューについて
- 小説はある?
- 単行本について
- 妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~のあらすじの総括
個性豊かな登場人物(キャラ)たち
個性豊かなキャラクターたちが、物語をさらに盛り上げます。
ここでは、そんな魅力的な登場人物たちの一部を、詳しくご紹介します。
華村灯里:本作の主人公。音を用いた力を持つ一族・華村家に双子の妹として生まれます。姉・比呂と違い6歳まで能力が発現せず、家族に見放され使用人として扱われてきました。心優しく控えめな性格ですが、歌が大好きで美しい歌声を持ち、心の底には秘めた強さを持っています。実琴との出会いを機に、自身に秘められた力と運命に立ち向かうことになります。
九石実琴:由緒ある九石家の若き当主です。端麗な容姿と高貴な雰囲気を纏いながらも、誰にでも分け隔てなく接する優しさを持っています。九石家の宿命である「邪神の呪い」により、短命が運命づけられています。幼い頃、歌っていた灯里を見初め、その歌声に惹かれ、強引に嫁に迎え入れます。
華村比呂:灯里の双子の姉です。幼い頃に予知能力を発現し、両親から期待を一身に受けて育ちます。華村家の跡取りとして、能力を使うことを当然と考えており、能力のない灯里を見下しています。灯里と実琴の結婚を認められず、二人を引き裂こうと暗躍します。
邪神:九石家に古くから伝わる「邪神の呪い」の根源です。不吉な黒い霧の姿をしており、人の心を操り、世界に災厄をもたらそうと企んでいます。永遠の命を得るために、灯里を狙っています。
紫月・天真・七生:実琴の側近として、彼を支えています。灯里に対しても優しく接してくれる存在です。紫月は九石家の秘密や「邪神の呪い」について詳しく、実琴と灯里の結婚に複雑な思いを抱いていました。
感想レビューについて
こちらでは『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』の感想レビューをご紹介します。
感想レビューを調べたところ、ストーリーに関しては、肯定的な意見と否定的な意見が見られました。
肯定的意見
・王道展開で安心して読める
・ドキドキハラハラする展開で続きが気になる
否定的意見
・他作品と似通っている点が散見される
・ご都合主義的な展開や、納得感の薄い設定が見られる
一方で、キャラクターや作画に関しては、「実琴のビジュアル、雰囲気が良い」「灯里の健気さ、優しさに共感できる」など、肯定的な意見が多く見られました。
全体的に、絵の美しさ、読みやすさ、王道展開の安心感などが評価されている一方で、ストーリーやキャラクター設定におけるオリジナリティの欠如を指摘する声が多く見られました。
特に、近年ヒットしている作品との類似性を指摘する意見が目立ちます。
類似性を指摘された作品を読んだ上での、私個人の意見として、『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』は、「音」という特殊な能力を軸に物語が展開していく点、実琴が「呪い」によって苦しめられる存在である点は、他の作品とは違った魅力だと感じています。
これらの違いを踏まえて、ぜひ作品を楽しんでみてくださいね。
▼妖狐の旦那さまを試し読みするなら…
>>コミックシーモアで無料立ち読み
小説はある?
残念ながら、現時点(2024年10月)では、『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』の小説版は出ていないようです。
コミカライズ版のみ楽しまれている状況です。
人気作のため、今後、小説化される可能性もゼロではありません。
公式から情報発表にご期待ください。
単行本について
『妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~』のコミカライズ版は、B’s-LOG COMICSから2024年11月1日に刊行されます。
詳しい情報をまとめてみたので、チェックしてみてくださいね。
- タイトル:妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~1
- レーベル:B’s-LOG COMICS
- 出版社:KADOKAWA
- 著者:もものもと、企画:NTTソルマーレ
- 定価:814円(本体740円+税)
- 発売日:2024年11月1日
- 判型:B6
- ISBN:9784047381599
妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~あらすじの総括
記事のポイントをまとめます。
- 大正浪漫の世界線、妖狐との恋物語
- 虐げられヒロインと溺愛妖狐の身分差恋愛
- 作者はもものもと先生
- コミックシーモアで10/31まで1巻~7巻無料
- 小説版は未発売
- コミカライズ版がB’s-LOG COMICSより11月1日発売
人と妖狐、運命に翻弄される二人の恋の行方は──?
妖狐の旦那さまとの切なく甘い同居生活の続きは、ぜひコミックシーモアをチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント